あいにくの天気

 

頭痛が・・・

 

深呼吸しながら過ごします

 

 

 

緩和ケア病棟は

 

なんのためにあるのか

 

 

終の棲家となることもあるでしょうし

終着駅に向かうまでの日々を生きるための棲家となることもあるでしょうし

 

 

もう一つの役割として

私が持っていたいのは

 

 

自宅と緩和ケア病棟を行き来する

そんな役割

 

 

自宅と緩和ケア病棟を行き来していた患者さん

最期は緩和ケア病棟で旅立たれた

旅立つ一週間くらい前に会話をしたのが

最後になったが

 

「ここで過ごした日々は忘れない」

「生きていていいって思わせてくれた」

「全てを委ねなければ生きていけないと知った時

絶望した」

「でもここで看護師さんが自然に

支えてくれる」

「こんなに嬉しいことはなかった」

「家族とも会えた」

「緩和ケア病棟をもっと広めたい」

「頑張ってください」

「自分のような人がいることを伝えてほしい」

 

緩和ケア病棟は暖かい

生きるを支えるために何ができるか

少なくとも私たちの病棟はそうだ

私自身スタッフに支えられている

頭が上がらないのです

 

 

今はコロナで不自由感が多いけどね

 

 

 

 

 

自宅で過ごすとき

 

家族も休む必要がある

 

本人と家族が

時には休むことができて

その間緩和ケア病棟で

体調も整えて

 

それでまた自宅に帰る

 

 

最期が家だとか

病院だとか

どっちがいいとかそんな会話じゃなく

 

 

いろいろな選択肢があって

それを患者さんが選択できて

家族も一緒に過ごせて

 

 

病院っていう縛りだと

難しいのかもしれないね

 

 

脱出してやろうか😎

 

 

なんてね。

 

 

 

どこで過ごす、ばっかりに目が向くと

 

辛くなるよ

 

家もいい病院もいい

 

本人が

生ききれる場所はさ

人によって違うわけだから

 

 


お気に入りの場所だよ

 

さてさて

 

行ってくるとするか