おはようございます

 

少し涼しくなってきて

秋めいてきましたね

 

暑さもピークは過ぎたかな

 

暑さで疲れた体を

ゆっくり休ませましょう

 

 

シニア犬ジロウも

春先の体調不良からなんとか回復して

自力で歩いています

時々夜は徘徊しているけど

なんとか自立している

 

見た目は銀柴さんになってきたけどね

(元は漆黒の黒柴と言われていた)

 

ゆっくり過ごしてほしい

 

 

 

 

 

時々私たちは

 

簡単に

無理しないでね、なんて

言っちゃう時がある

 

 

でも

無理しないってことは

無理だよね

 

 

誰も無理したくないけど

無理しなきゃならない時もある

 

 

家事に育児に仕事に

何足ものワラジを履いている

40代の患者さん

あまりにも大変そうに見えてしまったので

無理しないでと伝えたその昔

 

 

涙ながらに

振り返った彼女の顔は忘れられない

 

「じゃあ変わってくれますか?」

「じゃあ私の代わりに全部やってくれますか?」

「何がわかるっていうの?」

「無理しなきゃ生きていけない」

「無理しなきゃやっていけない」

「ぜんっぜん、分かってない」

「じゃあ病気も全部、変わってよ」

 

 

分かってはいたはずなのに

 

 

なんと安易な声をかけてしまったのか

 

なんと不用意な

なんと気の利かない

 

 

ごめんなさい、ともいえず

ただ立ち尽くしてしまった私

 

 

 

がんばってね、でもなく

無理しないでね、でもない

 

 

私の未熟さが

彼女を追い詰めてしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

その後

 

無理しないで、なんて

いえなくなった

 

 

 

何もいえなくなった

 

 

だけど

 

あの時とは

きっと違う

 

 

あなたの言葉

 

 

何よりもの教科書

 

 

 

無理してもいいじゃん

 

無理しなくてもいいじゃん

 

無理して疲れても

それもいい

 

無理したい時に無理できるように

そっと体調を

そっと心を

整える

 

 

それが私たちの役割

 

 

多くの言葉はいらない

 

 

そう思っています

 

 




どう?あの時とはちょっとは変わった?

 

見守っていてくれてる?

 

会いたいな

 

 コメント、メッセージありがとうございます!


緩和ケアが

がん以外にもひろがるよう

コツコツやっていきます!