頭が降ってきた

 

やはり

雨だった

 

う〜〜

頭が・・・・・・

 

 

 

緩和ケアについては

 

なかなか理解は難しいかもですが

 

 

「最初はすこし抵抗があったのは確か」

 

「でも今はそう思わない」

 

「こんなになんでも話していい場所だとは

思わなかった」

 

「なんでも内科、ね。あ、きを悪くしたら

ごめんなさい」

 

「でも最後の時を考えるのも

必要だって今は思えるの」

 

「だって、じぶんで決めたいでしょ」

 

「じぶんが決めたい」

 

「だから考え始めているの」

 

「避けては通れないものね」

 

「これからも元気でいてよ〜」

 

 

え?私?

 

 

「そうよ。なんか疲れてるでしょ?」

 

「わかるのよ〜。どんなけたつと思ってるの?」

 

「相思相愛」

 

「せんせがいなくなったら困っちゃう。

だから倒れないでね」

 

 

 

またね、と手を振り

軽やかに杖をつきながら歩いていく

 

 

 

お互いに

患者〜医療者の壁をこえ

 

人間として

話す

 

それぞれの立場の専門性を

尊重しながら

 

 

その結果

良好な関係が生まれる

 

 

 

 

だからこそ

緩和ケアも

併行した方がいい

 

 

 

少なくとも希望する人は

繋いでほしい

 

 

誤解を解くのも医療者の

お医者の勤めだと思う

 

 

 

緩和って穏やかな雰囲気って思うかもだけど

 

 

案外そうでもない

 

 

葛藤

苦しみ

家族との確執

 

 

 

患者さんは

穏やかな中にも

何かの覚悟を感じながら

生きていらっしゃると感じる

 

 

その強さ、逞しさ

 

見習うつもり

 

これまでもこれからも

 

 あしもとをたしかにして

わたしはすすむ



 

 

薬を飲んで

寝ることにします

 

 

おやすみなさい