この前母の日だったけど

 

もう街の中は

 

父の日に

 

 

 

父の日も

母の日も

 

 

 

もう私にはできないんだな、なんて

 

ちょっぴり

考えてしまいました

 

 

もっと当たり前に父と過ごせると思っていたから

それが急に終わった

 

 

実際には

急ではない

 

 

でも

急だった

 

 

 

時々ご家族は

 

”こんなに早く”

”こんなに急に”

 

と話される

 

どんなに予期されていた

その時がすぐそこに迫っていることは

誰の目にも明らかなときでも

 

 

”こんなに早く”

”こんなに急に”

 

そう感じるものなのだ

 

父を看取った時

 

黄疸で肌は黄色く、腹水でお腹は大きく

胸水で息もしづらく

 

話すのも苦しそうで

 

 

 

頭ではわかっていて

 

もう今にもってこと

 

でも

 

それでも

 

おわりがくるはずがないって

 

 

思ったもんなあ

 

 

 

 

急にではない

 

 

 

でも

 

 

急になのだ

 

 

 

その時を迎える時っていうのは

 

 

 

急なのだ

 

 

 

 

 

それはじゅうぶんにわかるから

 

 

 

 

その時の感情は

 

我慢しなくていい

 

 

 

 

 

 



 

 

それでも

 

何かがつながっているから

 

いつか

 

また会えるんだよ


きっと