おはようございます

 

疲れがたまる木曜日

 

お天気も悪い

 

 

 

夜間から始まる頭痛で

眠れなくなりました

(早く寝過ぎてしまったのもある)

 

 

みなさん

無理なされずにね

 

 

「朝になって急におかしくなった」

「車の運転の仕方がわからなくなった」

「どうしていいかわからないから

パニックになって」

 

「おかあちゃんに連絡しようとしても

携帯の操作方法がわからなくなったんだ」

 

 

「おかあちゃんが運転してくれたけど」

 

 

「頭がおかしくなったね」

 

「もう認知症かね」

 

 

 

 

悲しそうに話す患者さん

 

 

 

体調が悪い時

時々

脳が混乱する

 

 

時折見られること

 

 

患者さんは

誰にも言わず

ひっそりと悩んでいることもある

 

 

また

 

ケモブレイン

 

抗がん剤の治療中に

なんだか忘れっぽくなったり

イライラしたり

自分じゃないような感じがしたり

 

 

 

これらも化学療法に伴う変化として

最近注目されている

 

 

原因はあまりわかっていない

 

 

がんという病気は

 

いろいろな意味で

全身に影響を及ぼす

 

抗がん剤もそう

 

がん細胞をやっつけるということは

抗がん剤が血液に乗って

全身を巡るときに

当然のことながら

正常な細胞も傷つけてしまう

 

 

そう考えると

副作用やケモブレイン

倦怠感についても

 

ガッテンがいく

 

 

副作用もうまく受け入れながら

過ごされている患者さんを

 

心から

応援したくなってしまう

 

 

せめて

出会うことのできた患者さんには

 

満足のいく治療を受け

満足のいく効果を得て欲しいから

 

 

なんでもいいから

 

話してみてください、と

先ほどの患者さんに伝えた

 

 

そして

認知症ではなく

単に体調や治療によるものだということを

お伝えした

 

 

 

涙がにじむ

 

 

「誰にも言えないんだ」

 

「子供にも言えない」

 

「心配かけたくないしね」

 

「このまま自分が自分でなくなるなら

死んだ方がまし」

 

「でもそんなこと誰にも言えない」

 

「今日は少しあんしんして帰ることが

できる」

 

「びっくりしたよ」

 

 

 

じゃあね、と

帰られる

 

 

 

氷山の一角の一角の

患者さんの苦悩

 

全てに対応できなくても

 

記録に残すことで

 

誰かが安心できるなら

 

こうやって記すことで

安心していただけたら

 

 

それでいいよね

 

 


寝顔に救われる



 

さてさて

 

ゆるり

行って参ります

 

 メッセージ、コメント

ありがとうございます


返信遅くてごめんなさい


しっかり目を通しています


ゆっくり返信させてください

ほんとにありがとうございます