おはようございます

 

 

「人は

死んだら

どうなるの?」

 

まだまだ駆け出しのころに唐突に患者さんから

質問がありました

 

 

どうなるのでしょう?

 

どうなるのだ?

 

その時の私は

たしか沈黙・・・・

 

 

「死ぬのは怖くないけれど」

 

「あの世にいくってどんな感じなんだろうってね」

 

「三途の川って幅広いのかなあとかさ」

 

「船は何分発なんだろう?とか」

 

こんな会話を病院でしていいのかしら?と

私がとまどってしまい

 

 

きっと目がおよいでいたにちがいません

 

当たり前に

明日がくるって思っていた頃だったから

 

このときの会話は鮮烈におぼえている

 

 

「こういう話しをしたいんだよ」

 

「おぼえておくといいよ」

 

「その時がくるとね、会いたい人が

迎えにきてくれるんだ」

 

「だからこわくない」

 

「そういう話を、相手の目を見て

きいてくれるお医者さんに

なってほしいねぇ」

 

 

そういって

とんとん、と

私の肩をたたいてくれた

 

 

 

肝細胞癌の患者さんだった

 

 

「いい医者になりなさい」

 

「それは死ぬこともまで

きちんとみてくれる医者だと思う」

 

 

その時もぐっと何か考えさせられたが

 

歳を経るにつれ

 

重みがました

 

 

 

生きることもささえ

死ぬことからも目をそむけず

そのひとのいきるをしっかりささえる

 

 

そうだなあ

 

それが私の軸だなあ

 

 

 

うんうん

 

がんばろう

 

自分も恥ずかしくないように

 

生きよう

 

 

 



 

ジロウ完全復活しました!1

 

元気がないと心配

 

元気すぎるくらいでちょうどいい

 

少し足腰がよわったように感じますが

 

無理なく過ごしてもらいたいです