”痛いのだけは”

 

そう話す人は多い

 

なのに

 

”薬はちょっと・・・”

 

という人も少なくない

 

薬をつかうと

くせになるから?

 

 

 

でも

 

痛みを我慢しても

 

うまれるものはない

 

忍耐はたしかに日本人の美徳だが

 

忍耐力があるのはよい面もあるけれど

 

 

 

我慢してばかりじゃもったいない

 

 

痛みを我慢しても

いらいらするだけ

不安がますだけ

 

 

医療用麻薬を、なんて話しになると

みな

怪訝な顔になり(ほんとになんか申し訳ないけど)

麻薬・・・ですか・・・と

なる

 

 

オピオイドとかって言い換えても良いけれど

 

結局それも

成分表をみればわかってしまう

 

 

それなら

 

堂々と

 

 

麻薬ですが、なにか!!

 

痛みをとってるだけですけどなにか!!

 

と言ってと伝える(もちろん難しいのはわかってる

それでもそれくらい堂々と。

 

 

 

そもそも病気とか病気じゃないとか

男らしいとかおんならしいとか

子どもは家庭でみるべきとかちがうとか

日本はなんか生きづらい

 

 

ジェンダーもそう

 

 

むかーしむかーし

 

まだ私が小学生のとき

応援団長をやりたいといったとき

”女子はだめ”といわれ

 

なんでですか!!とかみついた

いや

抗議した

 

”理由はないが、女子はだめ”といわれ

納得できなかった私は

 

投票して

それで選ばれるならと先生にくいついた

 

結局

得票数一位でめでたく当選!!

 

 

今思うと赤面・・・・

 

やめときなさい、という両親の声も無視して

 

学ランを着て(近所の先輩に借りた)

長いはちまきをして

 

紅組優勝〜〜〜

って。

 

 

う〜む

 

今思えば

これもジェンダー問題(おてんばっていわない)

 

 

おとこだから

おんなだから

 

ではなく

 

やりたい人がやりたいことをやる

 

そういう世の中になってほしい

 

 

 

 

 

はなしがそれた

 

だから

病気だとか

麻薬をつかってるとかじゃなく

 

 

そのひとそのものをみるってことを

 

みんな忘れないで

 

これは何度も伝えたい

 

あなたはあなた

 

病気がなに?って

個性よ、ってくらいに

なったらいいのに

 

それは理想だよって言われる

 

でも

理想はもっていたい

 

緩和ケアの究極の目標は

そこだから

 

 

だれもが自分らしく生きて

 

 

遺す側も

遺される側も

後悔なく生きて

 

 

 



くっつくとあったかい!