おはようございます

 

今日も寝坊しようとおもったけど

結局いつも通りに目が覚めてしまう

 

 

昔は(いつのこと?)昼まででも眠れたし

そしてまたよるも眠れたのに

 

 

睡眠について考えてみます

休日だからこそ。


リズムが変わってしまうから

平日になると

眠れない〜眠い〜となる


 

 

「眠れない」

「眠っても起きてしまう」

「もっと眠りたいから睡眠薬の強いのがほしい」

 

 

こういうお話はよくききます

 

そうか、とついつい睡眠薬を処方・・・

 

とその前に!

 

 

まず

 

何時に布団にはいりますか?

 

すぐに寝付けますか?

 

寝付いた後は眠れる感じですか?

 

なかなか寝付けないけど、寝てしまえば眠れますか?

 

何時に目が覚めますか?

 

睡眠薬は何時にのみますか?

 

etc.

 

 

ある高齢の方

 

 

「夕食を夕方の6時に食べる」

 

「そのまま夕食後の薬を飲んで、

しばらくして睡眠薬を飲んで寝る」

 

その後が眠れないんだ、と頭を抱える

 

何時に目が覚めるんです?

 

「だいたいよるの11時頃かな」

 

「トイレにいって目が覚めたらもう眠れない」

 

「うとうとうとうとしながら朝まで過ごすのはつらいんだ」

 

「だからもっと強い薬がほしい」

 

 

 

おそらく

 

睡眠時間としては

年齢相応に得られている

けれど・・・だ。

 

 

よくよく伺うと

もともと早朝から働く仕事で、

若い頃から午後7時には寝て

午前1時から2時の間に仕事にでかける

 

そういう生活だったそうだ

 

 

それじゃあなおのこと

夜中は眠れない

→だってもともと起きてる時間だもの

 

 

 

そんなお話をしていたら

 

ぱっと顔があかるくなって

 

「そうか!」

「そういうことか!」

 

「その時間は起きるって決めればいいのか」

 

「寝よう寝ようと思うから眠れない」

 

「そうだわなあ、犬でもあるまいし、赤ん坊でも

ないんだから、そんなに眠れないわな」

 

だんだん、睡眠薬を飲む時間をずらしてみては?

今日は7時、明日は8時、9時、10時

 

「そうだな」

 

「うん、そうしてみよう」

 

「やっぱり薬はいい」

 

「思い出したよ。あんまり遅くに睡眠薬を

のんだら、次の日だるくて」

 

「だから夕食後に飲み始めたんだった」

 

「ははは。そんなにねむれるわけないな」

 

 

 

にこにこと

元気に

診察室を出て行かれた

 

 

 

眠ることはとても大切

眠りの時間もだけど

眠りの質もとても大事

 

 

何時にねて何時間ねたか、がゴールでなく

 

眠った感じがあって

楽になること

 

ひとそれぞれ違うこと

 

 

眠れないと訴える患者さんに

 

”自分もねむれないよ〜”なんて

簡単に伝えるオイシャサン

 

あなたと患者さんのかかえるものは違う

 

簡単に”自分も〜”なんて

いっちゃだめ

 

そうやって言われると

その

眠れない訴えをしたことすら

患者さんは後悔することもあるのよ

 

 

 

どういう眠りを追求したいか

おしえてください

 

それにあわせた

睡眠薬も

いろいろあります

 

 

くせになる、という心配をされる方もありますが

 

くせになりやすい薬は

慎重に処方しますからご安心

 

眠れないのもつらいからね

 

薬のちからを借りてしまって

すっきり疲れをとった方がいいのだと思います

 

 

毎日飲む必要もないしね。

 

 

 

あと二日の令和3年

 

どう締めくくりましょうか?

 

掃除?

(うっ・・・・)

 

 

 

 

ではでは〜〜〜〜

 

 



たとえばね

入院中は睡眠薬が必要でも

家に帰れば大丈夫だったり

 

その逆もあったり

 

人それぞれ

 

あと、化学療法中やその他治療中の方で

大量のステロイドを使用したりすると

人によっては不眠感が強くなる方もある。

 

 

そういうときは

主治医の先生にご相談を。

 

ステロイドの使用時間をずらしたり

減らしたり(自己判断はだめよん)

いろいろ工夫できることがあるかも。

 

ジロウもシニア犬となり

眠る時間は短い感じ。

時々うろうろしているし

 

睡眠リズムはだんだんかわっているのだなと

感じます

動物の宿命ね