おはようございます


疲れがとれないのは

歳のせい??



そうやって毎日すごすうちに

もう六月が終わろうとしています



オリンピックも

ひしひしとせまり


恐怖しかないけどナ


緊急事態宣言は解除されたけど

感染者は減ってないし


きをつけていきましょうね







さて


こどもさんに

病気のことを

どう伝えるか




これは迷うことです



正解もない



理想は

診断された時から

伝える、なのでしょうが

いや、なかなか

そうはいきません



一切はなさずに

治療が、軌道にのってから話す方もあるし

ほぼ伝えずに、という方もあります



どれも正しい判断



私はそう思います




だって

伝えないのも伝えるのも

相手を大切に思うからだから







あなたの思うままでだいじょうぶです






一方で

お子さんは


なにか

かんじていることが多い


小学生低学年の子は

なんだか様子がちがうなぁ、

でも

きいてはいけない気がする


となにかを感じていることが

ほとんどです


いまはニュースでも

目にしますしね



「あれ?おかあさんもそうかな?」などと

気にしていることもあります




もし

可能なら

お父さんやお母さん、どちらかから

“なにか心配してない?”と

たずねてみるのはどうでしょう?



その心配に応じて

答えてあげればいいのです



がんになるのは

だれがわるいわけでもないのよ


がんだけどあなたのお世話はできるよ


でも

時々つかれやすいから

休む時があるから

そんなときは少しお手伝いしてくれるとうれしい



あなたは遊んでいいし

笑っていてほしい

勉強も遊びも頑張って



お母さんは(あるいはお父さんは)

あなたが大好き。






それだけ伝われば充分




がん、て言いにくいかもしれない


そんなときは

しゅよう、とか

すこし治りにくい病気とか



それでもいいとおもいます




そして、

伝えられなくてもいい




ある患者さんの言葉を借りますね



お子さんは小学生、中学生


どうしても病気のことをいえなくて



でも

ある日




「せんせー、ついにやったよ」


「昨日大告白大会」


「ティッシュが一箱きえたよ」


「膵臓がんだよ。だけど、ほら

母ちゃん変わってないでしょ?って

伝えたよ」



「死んじゃう?って下の子が聞いてきたから」


「みんないつかは死んじゃうんだよって」

「だけど母ちゃんは頑張って治療するから」

「心配いらないって言ったわよ」



「昨日は泣いてたけど、今朝は

案外けろっとしていた」

「まあ、気遣ってくれてるだろうけどね」



あー大仕事をした気分よーっと

のびをする



「上の子は、やっぱりって」


「調べてたみたい」



「だから、あとで、別の部屋で

すこし話した」


「今朝はなんか男前にみえたのよ、

親バカだね」






どれだけ考えて

今日にいたったかをみていただけに


わたしもほっとした




子供は

どんなお母さんでも

どんなお父さんでも

好きだもの





あなたを大切におもってるよ




それさえ伝われば

いい





察する


案外

察してる


あなたのタイミングで

つたえれば

いい


つたえないよりは

伝えた方がいい



一時的に

学校を休みたがる子もいるけど

そんなときは

休ませてあげてもいい


たぶんかならず

あなたのきもちを

理解して

もう一度

日常にもどる





”こどもに伝えるために知っておくとよいこと”
過去にも記していました
参考になれば、と思います