金曜日


晴れ


来週は6月。はやいですね



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老々介護は切実



がん患者さんが

認知症の伴侶の看病をしていることは

すくなくありません



しかも

案外医療者には

把握されていない



支援者が近くにいらっしゃる方は

よいけど


家族や親戚は遠方

夫婦だけ、ということ

いまは当たり前にあります





夫ががん治療を行い、妻が認知症


だんだん体力がなくなり

世話がしきれなくなった


入院はできるだけ避け

外来通院を希望




夫は

妻の認知症を

隠そうとしていた




だから

だれにも言わなかった




しかし

いよいよ生活がままならなくなり



妻の認知症も進行し


告白せざるを得ない状況になった





家族も驚いた


「大丈夫、って父がいうから」

「大丈夫なんだと思っていました」

「びっくりしました」



数年ぶりに会うという




患者さんは

入院し、家族につまのことを託して

ほっとされたのか

症状は日毎に変化



退院は難しいだろうと

自らも感じ



スタッフの手を借りて、

携帯を操作してもらって

家族に伝えた



「かあさんは施設に」


「おかしなかあさんになってしまったけど

大事にしてやって」



それだけ話すだけで息があがる



倒れ込むように横になった










しばらくして

旅立ちの時を迎えた








ご家族は話された



「父にまかせきりにしていて

自分達は何もしなかったことを

後悔しています」

「大丈夫っていわれても

会いにいけばよかった」

「母は施設の申し込みをして

それまでは家族がみていますが」

「大変」

「父がひとりでやっていたんですよね」





「あっておけばよかった」









そうなんだよね



親の大丈夫、に

つい甘えてしまう





コロナ禍だし

いつなんどきなにがあるかわからない



あえるときには

あっておく


会えなくても

話しておく




大事だねぇ


ほんとに大事






面会制限もあるからこそ


あえるときに

会う

入院してから

面会できない、と嘆くではなく

あえるときに

会う

声を聴く






簡単なようで難しい



でもとても大事なこと




雨きらい

晴れた日は元気


こまちは

雨音も苦手みたいで

ザーザー降りだと

プルプルふるえる



防音室が必要か


テレビをつけっぱなしにすれば

いいかなぁ


留守番ありがとね