おはようございます

 

雨の日以外は

犬の散歩にいくのですが、

昨日は2匹を一度につれていきました

普段はばらばらにいくのだけど

以外と2匹があるいてくれて

 

なんだか

多頭飼いの喜びおねがい

 

なにぶんジロウは

シニア犬だから

無理はさせられません

 

なにより

自分の体力維持に

犬につきあってもらっているのかも?

 

 

 

黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫あたま

 

 

「化学療法をしたくないと言ったら

そんな選択をするなんてありえない」

「がんとたたかわなければ、

死をまつだけだ」

 

 

そう言われたんです、と

AYA世代の患者さんのお母さんが

はなされました

 

AYA世代と思春期から40才未満くらいまでの

方をさす言葉で

身体と心の成長

社会での役割の変化

これらが大きいために

支援がさらに必要とされている世代です

 

 

「でも娘が聞いたんです」

 

「では、抗がん剤を行ったら

私は治りますか?」

「80代をむかえられますか?って」

 

 

そうしたらね、とほほえむお母さん

 

「先生は困り果てた顔をして

だまってしまったんですよね」

 

「娘も私も最初は医療者のいわれるがままに

治療を選択してきました」

「でも途中でこのままでいいの?」

「何のために生きているの?」

「治療するためだけに生きているみたい」

 

 

「緩和ケア病棟に入院する、と言ったとき」

「その選択に後悔はないの?これでいいの?と

聞かれたのですが」

 

 

後悔・・・

 

 

「娘と顔をみあわせて笑っちゃいました」

 

「なにに後悔するの?後悔なんてするはずがない」

「じゃあもっといい選択肢があるなら

おしえてください、って」

 

 

「緩和ケアは必要です」

 

「娘も私も、緩和ケアに救われたのです」

 

「痛みもすっととってもらえて」

 

 

 

感謝しかありません、と

笑顔

 

「でも娘から学びました」

「人生は長い短いではなく

いかにひとの心に足跡を残すか」

 

 

「私不思議と悲しくないんです」

 

「寂しさはありますが、悲しみとは少し

ちがうんですね」

 

「娘はそばにいる、そう感じるんです」

 

「お母さん、前を向いてね」

「泣いてもいいけど、前を向いていてね」

「涙もでてきて、泣いてしまうこともあるけれど」

 

「また会えるから、って」

 

 

 

そう

 

また会えるという感覚

 

私は霊的な感覚もないし

特に宗教もないけれど

 

それでもいつも

またね、と思うの

 

 

お母さんの話す姿が

まるで娘さんが

そこにいるようにもみえてくる

 

 

親子だから、と言われてしまえば

それまでだけど

 

 

まるで

患者さん本人と話しているような

そんな感覚にとらわれた

 

 

 

あなたにあえてありがとう

 

だな、と感じた

 

 

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生きるというのは不思議の連続

 

医学は科学だけど

 

それを超えた何かが

ある

 

だれかとだれかのつながりも

 

きっと偶然ではなくて

必然なのかも