人生は一度きりです


あのとき、こうしていれば、とか
人生の分岐点に
行った選択を

後悔することは

一度ではないでしょう


とりかえしのつくこともあるけれど
とりかえしのつかないこともある


命にかかわることであれば
ことさら


がん治療について

あのとき、こうしていれば
こうしなければ


選択は基本的に一つだから


原発不明がんの患者さん

治療をするかを迷っていた


抗がん剤を行わない選択肢
一度だけやってみる選択肢


決められない


本人は副作用がこわい
いまでも精一杯なのに
これ以上つらいなんて生きているいみある?
と。


妻や娘は
お父さんが言うなら、と
それを支えることを選んだ


でも

迷った



ものすごく

娘さん
「あのとき、こうしておけば…は
どっちなんでしょうか」
「もっと父に治療してほしい、と
いうべきなのでしょうか?」


「でも、父を支えたい」

治らないことはわかっているから…
ならば今の生活を
1日でもながく、と
願うんです、と話す娘さん

じっときいていた患者さんが
口を開いた

「おとうさんのことで心配かけて
すまない」
「治療してつらくなるだけで
治らないのなら、今のままでいいよ」
「そんなに生きれないだろうから」
それなら今の生活を続けたい」


「迷惑じゃない!」
と、娘さん


「おとうさんのすきにしていいの」
私達は大丈夫だから、と




家族のチカラだー



私は何も話さないあいだに
話し合っている!


あのとき、こうしていれば…

もちろんひとは
ふりかえる


でも、やっぱり
その選択をするために
考えた結果はそれでいい


私はそうおもうよ。

色々な後悔、反省もある
それも人生



生きるってきっとそういうこと



緩和ケアは
なんだかやはり、イメージわるいけど
きっといつか
あたりまえになると
信じてる


あのとき、こうしていれば、と
ならないように
やれることはやる




眠いわ💤
あのときあのおやつを
食べておけばよかったってこと
あるのよね〜
だから、食べられるときには食べるわ〜