「治療はしたくない」
「治らないなら治療しなくていい」
「このまま、自然でいい」

もしあなたの大切な方が
難治性の病気と診断されたときに
言ったとしたら?

どうしますか?

「そんなこといわないで、治療をうけて」

と言いますか?

「受けたくないならいいよ」

と声をかけますか?


あしあとあしあとあしあと

どちらも
大切な人をまもりたい
助けたい

という気持ちから
生じるものであり
間違いではない
と思います

ただ


いっぱい話し合って
いっぱい検討して
悩んで

それでも
やっぱり、とだした答えは

どれも間違いじゃないと
思います


そして

患者さんを説得することが
大事なのではなく
患者さんが
自分の気持ちを話せるような
雰囲気となることが
理想だとおもいます


大事なのは

患者さんがきめること
それを尊重すること

その結果でなく

そこまで考えるプロセスを
大事にする


道は一つしか選べない


だから


悔いのないよう
話し合う


涙をながしても
言い争ってもいい


医療者は

話し合うための
検討するための
適切な医療情報をつたえること

いつでもそばにいますよ、の
姿勢でいること


ある医師が
言いました


「じゃあ、説明したらあとは
考えてもらえばいいんすか?」
「ぼくらは時間がないんで
かんわのひとみたいに
ゆっくりはなすとか無理なんすけど?」


なんか違うんだなぁ

時間があるなしじゃなくて
相手のためを思ってかんがえれば
短いじかんだろうが
長い時間だろうが

話せると思う

「じゃあ何分はなしたら、もう説明
しなくていいとかあるんすか?」


うーむ


手強い

そして、

疲れた


お医者さんて
こんなもんですかね?


患者さんの気持ち、少し
想像してみてね、
と伝えました


気づいてくれるといいなぁ


食べたくないものを
食べさせられるより
食べたいものを
食べたい


自分の気持ちは
ありのまま
そのままであっていいのに


患者さん
がまんしないで
あなたのきもちが大切