1週間がなんとか終了しました。

今週末もおうち暮らしをしようと思っています

 

最近は治療医の先生から

“特に今は症状はないけれど、今後なにか日常生活に

支障をきたしそう”

というタイミングで

外来に紹介をされる患者さんが

増えてきました

 

患者さんの中にも

緩和ケアがあるから

当院をえらびます、って人も少しふえている

 

なんだか

緩和ケアが少しずつ

ほんの少しずつひろがっているように

感じる

 

もちろん

その逆の治療医の先生もみえるから

“緩和ケアなんて最期の最期”

という考えから抜け出せない様子も

みうけられる

気にしない気にしない気にしないえーえーえー

価値観は様々なんだから

少しずつ少しずつすこーしずつかわっていけばいいんだ

 

私達は

患者さんが苦痛なく、いや苦痛を最小限にして

充実して生きて頂くことを支援するのが仕事

 

相棒の看護師さんは物静かだけれど

芯があり、心があり、頼れる認定看護師

落ち込みそうになると

共に愚痴をいっては(私が愚痴ることがおおいが)

支え合う

そんな中

 

よく話し合う

緩和ケアって

何がスキルなんだろう?

 

例えば、外科の手術、内視鏡治療

など色々なスキルがある

 

じゃあ緩和ケアって何がスキルなんだろう?ね?

 

一般的な医療は当たり前に行うことができるとして

何がある?

 

あたしゃオペもできないよ、と

話していたら

 

「え、ありますよ。スキル」

 

なに?

 

「その口です。会話のスキルです」

 

くちキスマーク

 

「私は思うんですけど、コミュニケーションスキルが

あると思うんです」

「お金にもならないですけどね」

「どう話したらいいか、瞬時に私達は

判断してますよね」

「それはスキルです。絶対に」

 

ああ、そうか

なるほど

 

「主治医の先生に患者さんが

緩和ケアにかかりたいです!って言ってくれるように

なるといいですよね」

「患者さんに頼まれたら

答えたくなるとおもうんですよね」

 

主治医の先生が話されることは

患者さんにとって

絶対

患者さんがはなされることを

主治医の先生は

キャッチしてくださる

 

そうかあ

 

コミュニケーションスキル

 

スキルというと

心がないように感じる?

 

違う違う違うよ

 

色々理解したうえで

何を患者さんが希望としているのかを

一緒に考えるため

 

必要なことは行わないといけない

 

アンテナを高くもち

患者さんのニーズを探索する

 

90才代の男性患者さんは肺癌と診断されました

治療は特に希望されず

 

在宅ですごされていたが

ひとりぐらしなのでだんだん

動く時の呼吸のつらさが出現

自宅で過ごすのが心配だから、と

 

自ら緩和ケアを受診されました

 

どうして?と伺うと

 

「心も身体も、辛いことがおおい」

「専門的な緩和ケアをしてくれるところが

あるのであればその方がいい」

「そう思って、調べてきました」

「今は入院しなくてもいい。でも

余命幾ばくでもないです。この年ですし」

「この先緩和ケア病棟に入院できるために

何をすればいいですか?」

 

年齢ではない

きちんと理解して下さっている方が

ある

 

それがうれしかった

 

アップアップアップビーグルしっぽビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルあたま

 

地道にこつこつ

 

 

さてさて

 

緩和ケア病棟の療養費用は

医療費です

限度額(高額療養費制度)認定も

適応されます

 

部屋代は無料のところがほとんどです

施設によっては

有料の個室が多いところもあるかも

 

いろいろなことが

その個人の価値観と

うまくあったとき

充実した療養になるのでしょうね

むずかしいな