抗がん剤治療を行い、半年が過ぎた頃
あらたな転移がみつかりました。

再発は、診断時より
心理的負担が大きいともいわれています。

多発肺転移と残肝への転移が指摘されました

今思うと

ひどい話なんだけど

父はすべてを知りたいと言っていたのに

私は、主治医の先生に

肺転移のことを伝えないでほしいと
頼んでしまった………
主治医の先生は、伝えた方がよいと
言ってくださったが
懇願🤲

今でも思い出すくらい後悔。
どうしてちゃんと伝えなかったんだろ?

当時は画像がフィルムだったこともあり
モニターでみるよりややわかりにくい

あーなんてことを
してしまった

なんで言わなかったか
父からほ

何か先生から聞いているか?
と2、3度聞かれたな

ん?別にって答えてみた

腫瘍マーカーが高いのがなぁ、と

そ?そういうこともあるんじゃない?

そうか…そうか…

ってつぶやいていた。

知る権利あるよね

しまった、だがもう遅いなぁ

あしあとあしあとあしあと

再発をしってからは
がくんと食欲がおち、大好きな焼き芋も
あまりすすまなくなった


再発は人生を見直す機会になる


どう生きるか選ぶために

きちんと知る権利があります。

伝え方やアフターフォローに
きをつける必要はあるけど

しっかり伝える必要はある

ましてや知りたかったんだから

ごめんよ、父えーん


こうしてレジメ変更!

最終ステージにむかいます



とはいえ

認知症の患者さんに
がん
と機械的に
伝えるのはどうか、とも
思うのです

わからなくても
がん
という言葉のイメージだけ
のこり、せん妄に
なることも
相手にあわせた
臨機応変
大事です