緩和ケアチームは入院患者さんのもとを
我々が訪問します

昔ある外科医に言われました

「緩和ケアなんて、だれにでもできますよ。
何してくれるんですか?」

「話聞くだけなら、楽っすよね」

まだまだわかってないなぁ

その、何を、ってのをみつけるのが仕事
患者さんの家族の不安や症状を
読み解くのが仕事

話をきいているだけのようで、
そのときの表情や態度などをみて、探索
必要な医療、ケアを考える
それが緩和ケア

私は放射線の読影も専門としていたので
画像をみると
患者さんの痛みや苦痛が予測できる

患者さんに教えられたこととあわせると
それは症状をよみとるバイブルとして
身体にしみついているんです

病気にあった適切なくすりを使うことで
さっと症状をやわらげることができる

まあ、それはさておき

膀胱癌の患者さん
痛みがあるからということで、訪問しました
骨転移などの痛み

薬の説明とか行い、では明日!と退室しようとしたら

「ありがとな。コロナで大変だけどな。
おたくさんたちもがんばりや〜

「直接コロナの患者さんはみてないかもしれんけど
わしらみたいな患者を診てくれるひとも
いないとあかん」

「あんたらがたおれたらあかん。がんばりや〜」


何より嬉しかった!
元気でた!

頑張れる!


すっかり葉っぱ
💪