80代後半の男性患者さん


下咽頭がんで、耳鼻科治療中に
痛みがあるとのことで紹介されました

たーくさんの薬を袋にいれてもちあるいているようで

「これは何のくすり?あータンの薬か、飲み込めないんだなぁ」
「これもこれも、こんだけ飲むのに
三杯以上の水を飲まないといけない」
「ごはんは食べられないよ、だって飲み込めないもん」「薬はさ、適当に砕いたり噛んだりしてる」

それとさ、と

一個しか飲んでいない薬袋をみせてくれました

おー
おー
おー

これは抗がん剤!
患者さんは何の薬かわかっていない

でも処方され続けている!

この患者さんも一人暮らし
娘さんは疎遠

生活はなんとか出来ている?のか?
トイレには、風呂にはいけているらしい

抗がん剤を噛み砕くって
何ごともなくてよかった

高齢者に漫然と薬をだされていることが多く
問題になっています

なかなかなしにはできなくても
減らすことはできそう

数を減らして、紙にかいて渡しました。

が、
たぶん理解は難しいかなぁ

ソーシャルワーカーさんとも連携をとろう

入院するほどではないし

社会で支える必要がありますよね


ひとは支え合ういきもの