どうして

がん、というのか

ひらがなのがん、と漢字の癌

ちょっとちがうんですよ。

がん、というのはいわゆる悪性腫瘍全般をさします。
血液の悪性疾患も、いわゆる胃がんとか肺がんとか
骨肉腫みたいなものも含む

癌、というのは
語源としては、硬い岩のようなイメージから
古い文字の癌→病だれをとった中身の部分ね、から
きているそうで、乳がんがそのイメージのもとみたいです。で、癌というのは
固形癌、しかも上皮から発生する、いわゆる
消化器、呼吸器、泌尿器などからの悪性腫瘍のこと

だから、よくみると
「がん」保険とかになっているでしょ?
そういう意味なんです

あしあとあしあとあしあと

40代の胆嚢がんの女性が、自ら
緩和ケア病棟を希望して、入院されました
がん治療を半年おこない
もう少し抗がん剤は検討できるといわれたけれど
残り数ヶ月あるかないかなら
有意義にすごしたい、と
緩和ケア病棟での療養を希望されました

「わたしね。がんと生きるモデルケースになるの」

「いつかは死んじゃう。でも、どう生きるか
みていてほしいの」

「旦那ちゃん、わたしがいなくなってもいいように
料理もおしえておきたいの」

「それには体力がいるのよね。抗がん剤やってる
場合じゃないわ。抗がん剤の副作用って、体験した人しかわからないわよ。先生たち、わからないと思う。でも、わたしが伝えるから勉強してねウインク


旦那様は抗がん剤をできるだけ続けて欲しかった

でも、本人を支えることにしたそうです。

優しいな。考えを伝えあって決める信頼関係

どうやって過ごすかは、本当に正解はない。
でもね

その治療がつらすぎたら
がまんしすぎなくていい

ちゃんと医療者に相談して

自分の人生を悔いなく生きるって
遺された家族にも
意味がある。

彼女からまなんだ。
生ききる、ということ
自分できめること

まさしく、モデルケースです

あしあとあしあとあしあと

コロナになんて負けない!
生きるよ!みんな!


きれいだねー
桜は日本の風物詩

来年は平和にみようね!