膵臓癌の女性患者さん

セカンドオピニオンにも行って
消化器内科の主治医とも相談して
基本的に外来で、治療をはじめることに
なりました。

でも
初回導入は入院で。

診断から約1か月

消化器内科の先生も、はやく治療をと
焦っておられたと思うけれど
ぐっとこらえてくださった。
この期間は、病気が進行してしまうのではないか、
早く治療しないといけないのではないか、と
医者としてあせる気持ちもあるのは確かです。

でも、患者さんの気持ちが落ち着くのを
見守ることが
どれほど大事か、色々な患者さんに
教えてもらった。

治療医と緩和医と、意見が対立することがあるのも
事実で、これが早期からの緩和ケアを
すすめがたくしている壁、だと思うことも。

私自身は
患者さんが答えをだせるように
丁寧に正しい情報をつたえることが大事と思う

だから、納得していなくても、治療を早くうけたい人もあれば、納得してから、治療をうけたい人も
治療をしない、という選択肢も

主役は患者さん

医療者は正しい情報をつたえる義務はある、けど
医療者の意見、価値観をおしつけてはいけない

価値観のあう医療者は必ず近くにいるはず
主役はあなた自身

入院し、治療がはじまりました。

入院中は緩和ケアチームで伺います。
認定看護師が伺いました。

「ねぇ、子供にいわないとね。あの子たち
調べてるみたい。それならさ、ちゃんと
つたえてあげたい」
「中3と、小4の女子だよ」

続きます


カールおじさんをみつけました
販売してないですよね
チーズ味、うすしお味
すきでした