さて、続きです
![あしあと](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/098.png)
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「おい、はやくあいつらをどかせろ!
ベッドの下にもぐりこんでいる!
あんた達はこわくないのか!」
ベッドの下に、のところで、これは
意識障害、せん妄を疑いました。
まずは、否定せず。声をかけすぎずにかけて
安心できる雰囲気で接します
一番不安なのは患者さん
ゆっくり話を聞くと
前の病院にいた時から、黒い人は2人
いたそうで、いるはずはないし、言っても
伝わらないと思っていたそう
そう感じることは体調によってはありうること
黒い人がいるように感じるのも
あたまがおかしいわけではないこと
薬を使用することで
その感覚は改善すること
ゆっくり伝えました
リスペリドンを少量使用しました
前日に休めていなかったこともあり
しばらく休息
落ち着かれました
お薬はしばらく予防的にもつづけていただくことに
しました
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せん妄は認知症の引き金にもなります
早めに察知し、早めに対応
せん妄を予防することは、夜間の転倒リスクを下げ、
入院期間のむやみな延長を
防ぐことにつながります。
医療安全面からも重要
でもなかなか、理解はすすまない
薬剤への抵抗なのか?
次回は早期発見、早期対応について