食事はとれるだけ、が基本だと思います。
一口でも二口でも、食べることに意味があります。

水分を摂れるのであれば
一般的な点滴は必要ないかも

水分が摂れないようだと、点滴をお勧めすることが
増えます。

消化管閉塞で経口摂取ができないとき
日常生活がおくれる体力があれば
高カロリー輸液を
検討することがあります。

ただし
高カロリーの点滴を行うには、腕からとか
いわゆる点滴のように投与はできないので
太い血管にくだを留置する必要があります。
家で行おうと思うと、ポートという装置を胸に
埋め込む手術は必要です(簡単な小手術です)

体調に応じて、色々な点滴があります

一般的には

入れた分に見合う尿があればその量その種類は
適正
でも尿もでず、浮腫、胸水や腹水がふえる
が生じてきたら
量や種類の検討が必要



あしあとあしあとあしあと

ところで
だんだん終末期に近づいてきたとき、
点滴の量を減らす相談を医師からされて
なんだか見放されたような、そんな気分になったとしたら

それはそうでもないです

点滴は、採血のデータは改善するけど
だるさなど症状の改善にはいたらず
延命にもならない、という研究結果も

点滴は延命治療だから、いや、という
考えもある

私個人としては
適正な量と種類であれば
投与に問題なく、むしろ必要かな、と
考える

難しい問題
医療者が一方的にきめることでもなく
やはり、話し合い、病状把握が大切
患者さんのことを一番に考える姿勢は
かわらない


植物にも水分必須
いきものは
みんな一緒