がんと診断された時に18歳未満のこどもがいた
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患者さんの数は全国で年間約5万6000人と言われています。4人に1人が子育て世代ということになります
さてさて
こどもさんに伝えようかな、と考えられるように
なりましたか?
やっぱり
伝えたくない、今は伝えられないと思ったら
じゃあ無理に進まなくていいです
治療をはじめ、身体の痛みや不調が
取り除かれてからでもいいです
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これまでにお会いしたがん患者さんの
子供達がはなしたことをいくつかご紹介しますね
肺がんのお父さんがいる小4の男の子
「最近お父さんとお母さんが夜にヒソヒソ
話してる。ボクが行くと急に話をかえるんだ
なんか隠してる、と思っていた。最近
お父さんずっと家にいるし
理由を聞くと怒るし」
「病気ってきいたらなんか安心したよ。
それならボクが学校休むみたいに、会社だって
おやすみしなきゃだよね」
「お母さんはなんかイライラしてるよ。
すぐ怒るんだ」
「前もゲームをずっとするとすごく怒ったけど
最近はもっと怒る。友達とも遊びたいけど
遊びに行くっていうとおこられそうでさ」
「ねえ、おとうさん治る?死んじゃったりしない?」
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がんとは伝えず、病気で、と
伝えたそうです
でも、こどもはすごい
空気をよんでいます
両親の、親の顔色、雰囲気
色々かんじているのだ、ということがわかります
患者さんのなかには
「隠しています。大丈夫、きづいてないと思います」
と話される方もありますが
子供さんに個別に伺うと
「がんでしょ?パソコンの検索履歴とかさ、スマホの履歴とか。あとパパとママが何かに悩んでるって知っていたよ」と答えることがほとんどです
子供の方がオトナです
おやに気づいていることを気づかれないように
ふるまったり、聞かないほうがいいみたいだから、
聞かないであげようと
こどもは
以外とオトナなんです
まずはそれをオトナが知らないといけないのだと
思います