医療はだれのためにあるのか?

患者さんのためにあるはず。

それぞれの医師は、あなたにとって最適な医療を考えていてくれる。しかしながら、医師個人の価値観をのせて考えることも多く、患者さんの価値観、死生観、大事にするものにあっているとは限らないと、思います。

医療は何のためにあるのか?

病気をなおすため?長生きするため?

わたしは患者さんの幸せのためにある、と考えます

先程もお伝えしたとおり
医師は自分個人の価値観にのせて考えること、伝えることも多く、すべての医師が同じ方針ではないかもしれない(病気の程度、種類がおなじと仮定して、です)。患者さんの価値観と、医師の価値観がほとんど同じ方向のとき、ジレンマやモヤモヤは生じにくい

けれども、それが少しずれると
モヤモヤしたりする

患者になったら
自分の希望をつたえてください。

あなたのためのあなたの医療です

前に子宮がんの女性の話がありました。
最初は主治医に言われるがまま、何より優先して
治療をうけてきました。が、ある時から
自分の日常と治療のバランスを考えるようになりました

どうしても行きたいところがあるから、
1ヶ月のばしたい、とか
次は何時ごろに、行事があるから、と
希望を伝えるようになりました。

婦人科の医師も、最初こそ

化学療法しか生きる道はない、と
怖い顔だったそうですが、
患者さんが上手に過ごされている様子をみて
彼女の相談に応じるようになりました。


彼女は医師の気持ちも変えた、と思いました。

医療のなかでの主役は
患者さん、あなたが医療の主役です

医療者のかた
患者さんが主役です。だれが?を常に考えることが
とても大事です


たまにはおいしいものをたべよう