よくきく、痛み止めの代表は

ロキソニンやカロナールでしょうか。

どちらもがん疼痛の鎮痛剤として使用します。

医療用麻薬と併用すると、さらに痛みに効果があることもあります。

ロキソニンなどはその効き目から
消化管の粘膜障害のリスクが言われます。
必ずしょうじるものでもないけれど
過去に胃潰瘍などをきたしたことがある方
胃が弱いと感じる方は、主治医の先生や
薬剤師に伝えましょう

カロナールは赤ちゃんでもつかう分
大人だと用量が増えるのが難点
粒が小さいものもあるけれど
鎮痛としては、2、3粒は必須。
胃の弱い人や薬が心配な方にはまず
おすすめします。

カロナールは効かないという医師もいますが
そんなことないですよ。
量が足りないことが多い印象かなぁ
飲みにくいですしね

この2剤を併用することもあります。
効き目の作用が異なるから、組み合わせて
よい仕事をしてくれます。

そして、一番大事なことは
漫然と使用せず、くすりの効果を確認することです

医療者から問いかけることは当然ですが

患者さんやご家族も
どの薬を飲むと効果がありそう、とか
飲みにくそう、とか、効いてなさそう、とか
つたえてください

良好なコミュニケーションは治療に
もっとも有効、かつ必要なことです。