今がん治療中の方、そのご家族
これからのこと知りたいような知りたくないような…

みなさん主治医の先生にどんなふうに聞かれてますか?

前にも書いたかもしれないけれど…

大事なことは、家で過ごすのに困らないか、だと思います。

しびれや、吐き気、脱毛、下痢、便秘
化学療法の副作用であれば、それは副作用対策でなんとかしよう、なんとかする!少しの期間、つらさがあっても、それから回復し、日常生活をおくることができるなら、それでよい。

でも、もし、もし
1日の生活のうち、大部分をベッドで過ごさなくてはならなくなるようになっていたら?

少し生活とのバランスが、と相談してみてください。
抗がん剤治療について考えはじめる時かもしれません
主治医に質問するなんて、なかなか、できない!、という患者さんもいらっしゃるでしょう。
しかし、これからは聞くべきです。

自分の生き方は自分できめるべきなんです。

ほんとは、お医者さんが、患者さんの生活まで配慮すべきなんですが、どうも多くの医師は、とにかくがんをなくそうとする。がんは持ち主の患者さんとうまく共存することができる。化学療法を継続していても、腫瘍が大きくなる、副作用がまさる場合には一度考えてみませんか?

がんとともに生きることはできる
最期まで闘うのもわるくはない、でも
できれば、こんなはずでは、となってほしくない。

医療者の皆様
どうか、患者さんの生活面にも配慮をお願いします

やりたいことある、伝えたいこともある
もう起きているのがつらい、時間はまきもどせない、先生最後の抗がん剤やったら効果あるかも、っていったよね、うそじゃん。 その時間を返してほしい…
消化器内科の先生と一緒に診ていた胃癌の若い女性患者さんが、さそう言われました。お子さんはまだ、小さく、やりたいことがたくさんあった…私にとって反省を感じる重い言葉です。