がんについては、『痛い』『苦しい』というイメージが強く残っているように感じます。
しかし今日では、がんの患者さんが感じているつらさを総合的にやわらげる『緩和ケア』の研究が進み、がん医療の現場にひろく普及されるように、患者さんにひろく提供できるようになっています。
なぜか。
適切な『緩和ケア』を受けることで、がんの治療や進行に伴うつらさの多くは軽減できるようになりつつあるからです。論文では、緩和ケアを早期からうけた患者の余命は伸びたとの報告もあるくらいです。
しかし
緩和ケアは思うほど、広まっていない、と現場ではかんじます。おそらく、イメージです。
どうにかしたいけど、どうにかならないかな。