「身近なひとを失った悲しみをどう乗り越えていくのか」
身近なひととのお別れを経験したことがある方も、ない方も一緒にかんがえてみましょう。


賢くて、いつもみんなに頼りにされているアナグマさん。みんななんでも教えてくれるアナグマさん。でも、冬がくる前に「長いトンネルの むこうに いくよ さようなら アナグマより」🦡という手紙を残して死んでしまいます。
かなしみにくれる動物たち。

アナグマとの思い出を語り合ううちに、アナグマさんが宝物となるような知恵や工夫を残してくれたことに気づいていきます。春が来る頃には、アナグマさんの思い出は、楽しいものに変わっていったのです。

かけがえのない友を失った悲しみは、アナグマさんが残してくれた宝物に気づいたときに思い出にかわる。

ひとは亡くなっても、のこされた者のこころにのこるものとおもいます。後悔がないお別れは少ない。でもその時を大切にすごせば、いつか生きる道標になる。

お別れは悲しいけど、死について考えることは生きるために大事。そうかんがえます。
死を意識したとき、いきていることのあたりまえがいかにあたりまえでないか、きづかされるのだとおもいます。こどもにもおとなにも読んでほしい絵本です

私は、父に「ひとと比べなくてもいい。自分の足で立ちなさい」といわれました。もう20年近く前、亡くなる3日前でした。
父からの言葉は、これまでつらいことがあっても仕事を続けてきた力になっています。としを経るごとに重みをましてます。
足あと

🦡🦡🦡