がんと診断されたときからの緩和ケア、といわれています。が、なかなかそうはいかないのが現実です。

緩和ケア=最期の医療、のイメージが強いです。
緩和という言葉は、何かを和らげるという良いイメージのはず。渋滞が緩和されました、とか、規制が緩和されました、といわれたらどう思う?あーよかった、と感じるのに。

「もうやることがないから、緩和ケアに」
「これから先は緩和ケアに移行します」

この言い方。そうじゃない!そうじゃないのよー!
緩和ケアは症状をやわらげることを医療、ケアなどさまざまな方向から探索し行う医療です。
治療と並行することで、病気に向き合う力がわきます。

医療者のなかにも、緩和ケアの誤解は多いようです。
緩和ケアが当たり前に受けられる世の中にならないかなぁ。イギリスとか緩和ケア受けてる人の割合たかいんです。

緩和ケア医が少ないことも問題。
がん患者さんの数に比し少ない。

緩和ケア外来をもっと充実させたい、緩和ケアチームも、緩和ケア病棟も。だれか緩和ケア一緒にやりませんか?


ちょっと考えてみてください。もしも、です。