「そばについていてあげたいけれど、家のこともしないといけません。どうしたらよいですか?」
「疲れてしまいました。そばについてあげたいけれど、一度家に帰っていいですか?」
容態が心配なとき、家族に付き添いをお願いしたりすることがあります。しかし、どれくらい付き添えばよいか、答えもないし、価値観によっても、家族背景によっても様々ですよね。
私がいつも思い、伝えるのは
「患者さん本人は家族に無理してほしいとは思っていないであろうこと」
「いよいよの時にそばにいることも大事かもしれないけれど、そればかりではないこと」
「患者さん本人のこれまでを支えてきたことも大事なこと」
「家族が、一生懸命考えたその結果は何も間違っていないこと」
でしょうか。
これが正しいとかではないと思うけれど、いまの社核家族で、付き添いを交代で、というのも難しいですよね。少しでも、ご家族に安心していただけるよう、配慮する、これも緩和ケアです❣️
いま、付き添いされているご家族の方もなかなか付き添いは難しい方も、休める時は休んでくださいね。