これからはダイヤもルースでは価値が無くて
いわゆるアイコニックなデザインに付随する形で
意匠にこそ価値がある時代になると考えます。
贋作はダイアモンドを使っていても模倣であるという
そういう感じね。
例えばだけど、個人的にグラフのジュエリーが好きなんだけど
(と、いうよりもダイヤの色味が好み)
シンプルすぎるデザインのものは模倣を許すでしょ?
ここのは独特なホワイトダイヤの輝きでイギリス系のヒトの好み
アメリカ系のヒトの好みであるティファニーっぽい虹色では無いところが
個人的に凄く好きなんだけど、何かしらの個性が無いと
これからのジュエリービジネスは、ホントに高価な良いものだけが残り
マスを狙える一般人まで『婚約指輪はダイアモンド』って感じの
アイテムにはなりにくいのではないかと思うのよね。
あとは安いラボダイヤになるのではないかと思う。
近未来になるとダイヤはゴールドなどと異なり資産ではなく
ちょうどアートみたいにデザイン意匠と贋作では無いという
事実に価値が付随するという感じかと。
あ、でも、
RMオークションとかで競売される
『ハリーウィンストンの』ダイアモンドルース10カラットとか
ブルーダイヤの15カラットで『⚪︎⚪︎の秘蔵コレクション』とか
来歴や希少性、天然物の時代のお墨付きがあるのは別ね。
これからのブランドビジネスについて、宝飾ブランドが
アイコニックな指輪、ピアス、ペンダントヘッド、
色々な意匠を宣伝する事に巨額の費用をつぎ込んでいるじゃ無い?
こういうのを見越してなんだよね。
クルマも『ただ速いだけ』とかは全く意味が無いよね。
あと、沢山あるのも希少性という意味では良くない。
合法的にナンバーが取得できて自ら乗って移動できる
アート的な価値が高くなり、速さには意味が少なくなる
そんな傾向が強まると思う。
ま、言ってみれば紙幣も価値があるようで、実は紙だからな。
本質的には好きか嫌いかという点で、現代アートに近いものに
ダイヤモンドも変化していく可能性が高いとおもう。
知らんけど。