諸々の作業を終えてカウンタックLP400が帰還しました。





フロントフェンダーの塗装作業も綺麗にしてもらい

ピカピカです。

やはりイギリス車でないため『過度なレストア厳禁ではない』

そういう感覚で、とにかくピカピカにしてもらう感じで

進めてもらって正解だと思いました。

(恐らくロールズ、ベントレーの戦前モデルやジャガーの

レーシングモデルなら、適度なヤレ感を大切にすると思います)







500Eを出した後にしまいます。






このリアスタイルがプレーンで良い。






タイヤも70年代の復刻版を再生産してもらいました。







15年落ちのタイヤも交換してもらい、ヒゲだらけになりました。

タイヤそのものの見た目は、以前も摩耗ゼロなので

全く変わらないのですがヒゲが目立ちます。



(車検証を見ると2005年辺りから距離計が伸びていないので、

恐らく投資目的のコレクションになっていたと推察します)



カウンタック、、、

帰還すると、とても嬉しいです。

フェラーリの良さは若い頃から満喫していますが、

そもそも自分は成り上がりなので、何となくカウンタックの

荒削りな魅力に取り憑かれています。



そもそも旧車は、、、ナローボディの911Sが欲しくて

興味を持ったのですが何となく『6気筒でこの値段か?』

と、感じていた時に、同じ年代でもV12エンジンで

デザインも911みたいに同じではなく、各時代に

鎬を削って競い合うミウラやカウンタック、

値段は桁違いながら魅力としては最高だと思って買ったランボルギーニ。




自分ならオリジナルのLP400か、

1番オリジナルに近くてエンジン完成度の高いクアトロバルボレだと思っていた矢先、

たまたま誰も買えなかったのか話が回ってきたLP400

を手に入れて約1年間。



EVを蔓延させようとしている世の風潮に反して、

RMオークションなどでも高評価を得ているカウンタック

ある意味、ミウラよりも信頼性が高くて燃える恐れもなく

温泉宿でも鍵ごとバレーパーキングに預けられる気軽さ

100万ドル以上するとは思えないLP400の威圧感のない外観。



価値観は様々ですが、ポルシェ911Sとかを

エンジンナンバーマッチングで5000万円とかで買ったり

73カレラを1億円近くで海外から輸入するよりも

ずっと満足度が高くて愛着が沸いています。



F50のコンクールコンディションで探すと5億円では買えないと聞いて

諦めてから買い始めたクラシックランボルギーニですが

投機筋が気付いていないだけで、価格以上の価値があると感じます。



カウンタックは、モナコでも乗り始めたヒトがいるように、

集めたい場合は早く購入した方が良いと思います。

ミウラみたいに、海外価格を基にして200万ドルとかになると

恐らく一般的なクルマ好きの方は円安で手が出なくなると思います。








恐らく、金利を上げると国債でヤバいから、無難なインフレを維持して

図らずも金利を上げられなくなる状況に陥っている日銀は

コレから円安が進行して、人口減も加速していき、貧富の差が

今以上に拡大すると予想しています。




円が弱くなった時に、頼りになるのは外貨建ての資産か

円安ヘッジ出来る世界的に引き合いのある現物か、

海外でキャッシュを稼ぎ出せる能力か、

円建ての資産を回避するしか方法はないと思うのです。



『積立兄さん』とかは、所詮は節税は20%くらいなもので限度額も低いですよね。

ETFの日銀負担を長期的に国民のタンス預金により、徐々に放出していき

ゆくゆくの円の信用低下に国が備えているだけで、

節税を目的にするなら、軸足を海外に置くしかないと思います。




なんか、日本の国そのものが将来不安です。

『物事が実際に起こらないと信じられない』という

そんなヒトが多くなっていて、長期的な視点での

国の運営を考えていないヒトが多いのかもしれないね。



おしまい