娘がカニが好きなので越前蟹を送ってもらいました。





巨大な1.3kgクラスを朝茹でてもらいクール便で送ってもらいます。

最大の四方平鉢を出したのですが、足が載せきれません(^_^;)



冷凍したカニは好きではないので、あとは活きたままを

買って茹でる方法もありますが、

ここまで大きくなると鍋が業務用になってしまうため

我家では茹でた後に送ってもらいます。




活け蟹をたくさん食べさせてくれるお店(きた福みたいなやつね)が

この時期人気になりますが、近海物の引き合いが強いらしく

とても高価になりました。

(遠洋漁業の輸入された冷凍物はわかりません)



水産業も経済活動だから、高価なのは良い事だと思います。

娘が子育てする頃も、こういう海産物が維持できている

環境だと良いのですが、江戸前のアナゴも極めて少なくなり

ハマグリも江戸前で採れる物は、なかなか無くなりました。



微妙な違いですが、その季節の香りや風味で昔の記憶が蘇るものです。



自分は食べる事が好きですが、飽食したいというよりも

子供達に対して、昔ながらの素材で出来たホンモノを覚えてもらったり

海産物でも、本質的に良いものはコレ、という様な基準を小さい頃に覚えてもらう事にあります。



なので、フォアばかり食べて不健康な生活をしたい訳でもなく、

かと言って、美味しくもないようなビオを全面に出した

自然食レストランで食べようとも思いません。

(そんなこだわるなら自分で畑から吟味した方が良いだろ)



自分たち夫婦が居なくなった後に、子供達の一族での食事をすると

あれが美味しかった、この香りで小さい頃を想い出す。

そんな食を目指しています。



ワイルドに行くなら、猪を吊るしながら血抜きして

マダニをガスバーナーで焼き落としながら、肉の部位ごとに

切り分けてイノシシ鍋とかにするのも一手なのですが、

小学生の末っ子には好評でも、年頃の娘にはあまり響かないようです。

完全無農薬の贅沢な野菜やお米なども、あんまり有難味は感じないものです。



なので今の彼女の好みの食事で家族団欒が目標です。




目論見は大成功で、流石に活け蟹をそのまま茹でてあるだけに

たくさん食べて満足している様子でした。

5人で2ハイ食べたのですが、流石に食べきれませんでした。


ご馳走様でございました!