ときどき、あまり知らない街をぶらぶら歩いているとき、、
〝the 昭和〟みたいな光景に迷い込みます。
あまりに低い軒の連なりとか驚いてみたり。
ああ、日本人ってこんなに小さかったんだなとか思ってみたり。
気がつけば、
自分が生きた時代は、昭和よりも、
平成のほうが多くなって、
自分が平成の人間なのか昭和の人間なのか、
微妙に分からなくなることがあります。
当然、多感な少年時代を送った昭和には、思い入れがあります。
一方で今を生きる平成は、あまり定まったイメージがありません。
携帯やインターネットはなかったけれど、80年代に少年時代を送ってきて、いまの若者たちのライフスタイルを比べてみると、
それほど、劇的に変わったとは思いません。
むしろ、あの昭和末期の、あのバブルの景色を、弾けたとはいえ、表面的に、いまだ引きずっているような印象を受けます。
とはいえ、自分が子供のころに、まだ、生活の中に残っていた、絵のような景色は、確実に失われているわけで、
そうした景色を、残したいという意識が、こういった絵を描かせているのかもしれません。
とかいって、好んで描いている自分にも分らないことですが笑
とりあえず、上の絵は、どうしても、錆びついたポンプが描きたくて、あんまり深い意味はないです笑