さぁ、ちょっと挑戦的に再開したブログだけど、続いてるね。
大したネタなんかないのにね笑
先日中目黒で絵を展示した時、汗だくで撤去している最中だったんだけど、
若いきれいな女性から声をかけられた。
すわ、なにごとか!
って固まったんだけど、
「ジローさんですか、絵を見させてもらいました、マンドリンの絵気に入りました」
おっと、これはまさか・・・・
「私の主人が、ギターを弾く人なんですけど、あのマンドリンが、なんだか主人のように感じられて・・・、いえ、これからもがんばってください」
?????????・・・・・・
よく意味が解らなかったけど、(この写真の絵の)題名が“さびしんぼうのマンドリン”って、擬人化させた
ものだったから)まぁ、ご主人と重ねたのもわからなくはないが、
よく考えれば、ただのおのろけだったわけだ。
なんだかありがたかった半分、
ダブルで損したような気分になって、丁重にお礼で応えた。
まぁ、逆ナンは妄想だけどwちょっとだけ、絵を買ってくれるのかな、なんて思ってしまったわけです。
実は、中目黒での展示は、公共施設での無料の展示なので、商業ギャラリーの個展のように、
絵の売買をにおわせることは、一切できない。
だから、直接声をかけてもらうか、感想帳に見た人が、具体的に欲しいと描いてもらうか、
そうじゃなければ、絵を売ることはできない。
商業ギャラリーの場合は、絵を売るのが前提で、飾る方も、お金を払ってギャラリーを借りるので、
必死に売り込まなきゃ、飾るたびに、大赤字を背をってしまうわけだ。
だから、そう簡単に、商業ギャラリーを借りるわけにはいかないから、
展示条件はわるくとも、公共の場を提供してもらえる無料ないし格安で飾らしてくれる場所は、見てくれる人の反応を得たりするうえで、非常に貴重な、わけです。
それでも、飾る以上、誰か、買ってくれる奇特な方はいないかなって、思ってしまう。
実際に、こういう条件の場所では、過去に数点しか売れてません・・・・・泣
以前に、古着屋で古着のペイントをやっていた頃、安定的に報酬が受けられたわけだけど、次第にノルマ的になって、好きな絵も描けず、
筆を持つ指先がフリーズを起こしたことを思い起こしたわけだ。まぁ、囲われて縛りを受けている分、いわゆる正統派の“画家”と、言われている方方と同じだね。
だからこそ、フリーでやると決めたんだけど、
最終的な目的として金銭を得る、ということについては、どちらがいいのか、いまさらながら、考えてしまう。
それと、絵を売りたいと思う反面、描きたい絵を描いていて、それをどこか簡単に手放したくないという整合性のとれなさ、
やっぱり、手放してもいい絵と、手放す気はない絵とを、描き分けている自分がいるわけで、
絵描きにとって絵を売るというのは、複雑なものなのです。。。。。
面白いことに、経験上、一般の人が、絵を買ってもいいという金額は5000円前後のようで、
描き手が想定する金額とは、結構幅があるのが現実なのだ。。。。
もちろん、そののちほこりをかぶるよりも、その金額で売ってもいいのだけど、
いや、普通に大金ですよ!回転寿司で好きなだけ寿司が食えます!
でも、そうじゃないのですよ、すくなくとも、絵描きは、それ以上の労力と日数を使っている。。。。
しかし、絵なんて、所詮興味のない人から見たら、何の価値もないんだけどね。。。。
まぁ、ピンからキリまであるけれども、絵に携わる人間が、絵で食っていくのは、
ほとんど不可能なくらい大変なのです。
ところで、もし、ぼくの絵に興味を持ってくれる奇特な方がいれば、気軽にコメントお待ちしておりますよw
結論としては、絵描きや絵に興味があるかないのかなのですからね。。