まえに、ある女の子から、「カワイイは正義」
なる言葉をいただいた。
なんだか分かるようでわからない言葉だが、
女性を描くとき、描こうと思った時点で、描き手は
充分にその魅力なりを感じているわけだから、
出来るだけありのままに描こうと思う。
でも、モデルになった方は、出来るだけ可愛く描いてほしいと、
思うらしい。
たいてい、そこでギャップが生まれるわけだw
実は、女の子が、いう、可愛いという感覚が、いまいち、わからない。
他人に向けて、ではなく自分に向けておっしゃる可愛いがわからない。
具体的に言うと、可愛く描いて、や、可愛く写してみたいな、
可愛いが、、、その可愛いが、他人である描き手や写し手が、共通認識として理解していると
本気で思っているのか、そこが解らない。(もちろん、可愛くしようとは、わからないなりに努力はするw)
よく女性の絵描きが描いた女性の絵なんかをみると、どこか、すりガラスを通して見たような煮え切らなさを感じる。
たぶん、あのリアリティーのなさが、カワイイが可視化されたものなのだろう。
どうしても、絵描きである前に、男だから、男として女性のよさを表現したいと思う。
たとえば身体のラインとか、ちょっとし艶めかしさとか、そういう、女性の神秘的な美しさとか、同時に生活感のある生々しさとか、
そういうものを具体的に表現したいと思うのだが、
女性は、どんなに歳をとっても、靄のかかったファンタジーのなかに、
身を置きたいようなのだ。
少なくとも、非日常的な、絵や写真の世界の中では。
そんなこんなで、女性を満足させる絵を描くのは難しい。
その前に、モデルになってもらうことが、いちばん難しいのだけど笑
アップした写真は、ここ二、三年の間に描いた作品で、モデルになってくれた三人の女性は
どれも、ぼくにとっては魅力的な方たちです。
でも、かならず、ダメ出しがきます。。。。そして、そのたびに、このブログの先頭から、延々と
ループしていきます。。。
おわりw
あっ、こんな絵描きでも、モデルになってくれる方募集していますwもちろん、可愛く描きますw