妊娠発覚から出産、そして現在に至るまで・・
2ヵ月半になるベビーの子育て真っ最中。
7月5日、出産しました。 出産編⑩
【2008年7月】
無事に3038gの女の子を出産
一仕事終えてほっとするのはまだ早いんです。
そうです・・
まだお腹の中に残っている胎盤を引っ張り出すんです。
それも助産師さんが手でお腹をグイグイ押しながら出していくの。
痛いのなんのって・・腸を直接押されている感じ
そして、二回目の「ずるっ」という音と共に胎盤を排出。
痛かったけど、出た後は何とも言えない爽快感(スッキリ~)
胎盤を見てみたかったのに、そそくさと持って行かれちゃって残念。
見れる機会なんてそうそうあるもんじゃないのに~
そしてここでもう一仕事。
切開した会陰を縫合するんです。
麻酔されなかったらどうしよう・・・(ドキドキ)←麻酔無しの所もあるんです。
嬉しい事にちゃんと麻酔ありで縫合して頂きました。
(麻酔がかかっていてもちょっとは痛みがあるのかと思ったら全く痛くなかった)
その後は子宮を収縮させる(元に戻す)注射を腕に打たれて今度こそ全て終了!!
あぁ・・これでもう痛い思いする事は何一つ無いのね~
7月5日、出産しました。 出産編⑨
【2008年7月】
会陰(赤ちゃんの出口)をあっという間に切開され、(良かった~痛くなかったぁ~)ほっとしているとすぐさま「はい!いきんで!もう出て来るよ!」と助産師さんの声。
言われるがままにめいいっぱい、いきむ。
すると、「はい!頭が出たよ!後は肩から下!もう出るからお母さんこっち向いてね!」
そう言われ、必死に赤ちゃんが出て来る所辺りに顔を向けるんだけど・・・
いきむ為に力を入れようとすると何故だか自然と横を向いてしまうのよね。
「はい!いきんで!こっち向いて!」と何度か言われました
なんとか赤ちゃんの辺りを見ようと頑張りながら思いっきりふんばると・・
ずるっ(←本当にこんな音がした・・気がする)
思いっきり赤ちゃんが「出た」感触が・・・
「おんぎゃ~おんぎゃ~」
(あぁ・・産まれた・・)
全ての力を出し切って放心状態になりつつも、助産師さんが赤ちゃんを抱き上げたのが見え、ちゃんと手足がついている事を確認。
「おめでとうございます!元気な女の子ですよ」
そう声をかけられると、自然と涙が溢れて来た。
体中汗だくで顔はやつれた上に号泣。もう体中ボロボロだったけど、構うもんかと声を上げて泣いてしまいました。
このあたりでやっとダーリンの存在を思い出し(ひどい)手を取り合う。
「お疲れ様」と頭をなでられ、あらためて出産を終えた事を実感していると助産師さんが赤ちゃんを私のそばまで抱えてきてくれる。
産まれたばかりの赤ちゃんはそれはそれはちっちゃくて・・・
その小さな体の小さなほっぺたにチュウしちゃいました
7月5日、出産しました。 出産編⑧
【2008年7月】
破水後は陣痛の波がやって来るのを待ちます。
波が来たら思いっきりいきむんだけど、この待ってる間が辛いのなんの。
分娩台に仰向けになっているせいで気持ち悪くて気持ち悪くて・・・
妊婦してお腹が大きくなると(血液が頭まで戻りにくくなって)気持ち悪くなるから仰向けではいられないのです
どうしようもなく気持ち悪くなったから無理言って横向きになっていました
そして陣痛の波→いきむ→待つ 波→いきむ→待つ を延々繰り返します。
いきむ時は2回深呼吸をして3回目に息を止めて力を入れるってやり方なんだけど、何かね(ちょっと汚い表現なんだけど)トイレでなかなか出ない大をする時みたいにやると上手くいったの。
そうやって思いっきりいきんで行くと、どんどん赤ちゃんも進んで来ます。
そのうちに赤ちゃんの頭が出口付近に「はまっている」感覚が・・
(頭が出かかってるんだ!)自分じゃ見えないけど、もうすぐだ!って思いました。
でもそこから先になかなか行けなくていきむのもちょっとしんどくなって来たなぁと思い始めた頃に、助産師さんの「こりゃ、パツンだなぁ」の一言。
そうです、恐れていた事態が
会陰切開です。赤ちゃんが出やすくなる様に出口をチョキンと切るのです。
出産において一番きがかり・・というかやりたくなかった事なんです。
でも不思議ですね。あんなにも嫌がっていた事なのに、いざとなったら先生!お願い早く切って!なんて思えて来ちゃうの。
陣痛の痛みの方が勝ってるのです
助産師さんに呼ばれてからすぐに先生(医師)が登場。
・・と思ったら「ジャキ」
もう切られてました。はやっ
音はしたけど、痛みは全くありませんでした。
あっけなかった・・・