7月5日、出産しました。 出産編⑦
【2008年7月】
赤ちゃんの頭が見えて来た所でいよいよ分娩室へ!
ダーリンも一緒に入ります。
そう、立会い分娩なのです
最初は立ち会う予定じゃなかったんだけど、陣痛室に居る時に助産師さんから「ご主人立ち会うんでしょ?」と言われ急遽立ち会う事に・・・
(普通、立会い分娩だと事前に申し込みが必要だったり5万円ぐらい余計にかかったりする事が多いんだけど、ここは申し込みも不要で無料でした。途中から転院してきたからなのか、検診時にそういう説明は一切無かった)
まずは分娩台に上がる様に指示される。
しばし待つ。(その間ダーリンは分娩室の入り口辺りで待たされてました)
私びっくりしたんですけど、産む時って助産師さん一人だけなんですね。
3,4人に囲まれて産む・・ってイメージがあったのでちょっと面くらいました。
助産師さんが準備を終えるとまずは尿管に管を通されます。
膀胱に溜まっている尿を出すんです。
これ、すごい変な感覚ですよ~尿意は無いのに強制的に排出されるからね・・
それが終わると破水です。(既に破水している人はそのまま産むのかな・・?)
赤ちゃんを包んでいる袋(膜)みたいなものを助産師さんが手で(たぶん)破るんです。
それと同時にジャバ~ってバケツの水をひっくり返した様な派手な音が。
(羊水が流れ出た音)
ここまで来ると後は「産む」のみです。
ダーリンも私の横に来るよう呼び戻されます。
7月5日、出産しました。 出産編⑥
【2008年7月】
いよいよ陣痛も最終段階。
痛みが更に増してかなりしんどい状態。
あと、なぜかオナラが出そうになるんです・・何度も何度も
だからって訳じゃないんだけど、お尻の穴の部分を自分の握り拳で押さえるとかなり楽になりました。(不思議と痛みもやわらいだの)
今が陣痛のピークで一番痛い時らしいんだけど、痛いからって体に力を入れちゃ(いきんじゃ)いけないの。
上手にいきみを逃さなくちゃいけないんだけど、これが辛くて辛くて。
床に座り込んで無言でひたすら耐えてたら助産師さんに褒められました。
「今が一番のピークだよ、声出していいんだよ、我慢強いね」って
どうやら他の妊婦さんは陣痛のピーク時に声を出してる、というか出ちゃってる人が多いみたいなんですよね・・(気持ちは分かる)
別に声を出すのが恥ずかしかった訳じゃなくて、声を出したら余計に痛さが増すような気がして
いきみを逃す事にも慣れて来た頃、やっと「袋(頭や身体を包んでいる)が見えてきたよ、分娩室に行こう」のお言葉が
あぁ・・やっと・・
やっと来たのね
7月5日、出産しました。 出産編⑤
【2008年7月】
診察が終わると、今度は赤ちゃんの心音を確認する機械をお腹の辺りにつながれる。
この機械、スピーカーから「ドッドッ」っと心臓の音が聞こえるのと同時に波形にして表されるんだけど、陣痛がくると心音が早くなって波形もブインブイン波をうつんですよ~。
始めの方はその波形を眺めてる余裕もあったんだけど、しばらくすると痛さも増して来てそれどころじゃなくなって・・
心配してくれてるダーリンの存在もだんだんうっとうしく感じて来ちゃって(ひどい)
しまいには「一人にして!」って言って外に出てもらっちゃいました
一人にして欲しいと言っておきながら、30分おきくらいに様子を見に来てくれる助産師さんの存在はなぜだかありがたかったなぁ。背中をさすってもらうと痛みがやわらいだんだよねぇ
でもそのうち陣痛の間隔も狭まって痛みの強さも増して来て・・・
早く!早く産みたい!
こればかり考えていました。
でもね、分娩室にはまだ入れてもらえないの。
もっともっと赤ちゃんが下がって来ないと(頭が見えるくらいまで)駄目らしくて。
これ程時間の経つのが遅く感じられた事は無かったなぁ・・
まだ5分!?5分しか経ってないの!?ってね
自分じゃ赤ちゃんがどのくらい下がってきてるかなんて分からないから何回かナースコールで助産師さんを呼んじゃってました。(迷惑だったかも)
その度に「まだだね~」って。
赤ちゃんよ~がんばれ~そしてあたしもがんばれ~。