本澤二日本の風景」(5176)

<21世紀日本の貧困対策=第一弾は消費税ゼロ>

「右左も真っ暗闇の日本丸」、安倍・清和会政治でまるまる肥えた日本財閥を除いた庶民大衆の暮らしは、青息吐息の窒息状態。21世紀の貧困に身動きも取れない。どうしよう。国家主義の改憲軍拡政権・中曽根内閣が後継の竹下登内閣に指示した消費税が、自公の闇取引で強行されると、今日では10%とべらぼうに高く、消費意欲を抑え込んで、経済は窒息状況にある。国民生活は人権侵害状態に追い込まれている。

日本の貧困対策は、真っ先に消費税をなくすしかない。

 

<第二弾は43兆円戦争準備阻止>

破綻寸前の財政をよくする方法は、43兆円の戦争準備を止めればいい。軍靴の音を打ち消せばいい。これもできる。国民の戦争不安を無くせるという二重の効果を期待できるし、さらに隣国との緊張関係という外交問題も解消するだろう。

露骨すぎる日中・日朝・日ロの対決外交は、安倍・清和会政治の改憲軍拡実現のための策略である。小学生でも理解できる。野党のいい加減な追及が、事態を悪化させてもいる。

 

<第三弾は政府の放漫財政にブレーキ=行革で無駄なくす>

安倍の暴政の最たるものは、4兆円の五輪賭博。胴元は森喜朗という悪党である。検察は悪人を逮捕できない。永田町の腐敗である裏金事件も事実上、見逃してしまった。

検察の改革と警察の大改革が不可欠であろう。国家公安委員会は、まともに機能していない。だいたい今の公安委員長がだれなのか不明である。都道府県の公安委員会は、単なる名誉職に堕落して恥じない実情にある。

どうみても三流国である。立派な平和主義の憲法を保持しながら、政府与党や一部野党までが、あろうことか改憲ラッパを吹きならして、軍拡利権あさりに突進しているのだから、お話にもならない。政府・議会・司法の公務員は、憲法を尊重し、擁護する義務がある。この厳しい約束を政府など三権が守らない。法治の観念がないに等しい。こんな国は他国では考えられない。

 

危機を機会にすればいい。真っ先に政府の放漫財政を解消し、大阪万博に象徴される膨大な無駄を止めるのである。維新支配の大阪府が、小中の学校に対して万博に招待したいと人参をぶら下げたが、どこの学校も二の足を踏んでいる。それにしても、どうして怪しげな知事を選ぶ大阪府民なのか?理解に苦しむ。東京都民も近く問われる。どこもかしこも、民度の劣化が事態を悪化させている。

 

<財閥の内部留保500兆円、600兆円に重課税!>

ないところから金を搾り取る!これが国税庁のやり方であると国民は受け止めている。反対にあるところから課税すればいい。

アベノミクスのお陰で内部留保は、500兆とも600兆ともいわれる。億万長者からとる、というのが、世界的な傾向である。

遠慮せずにいただけばいい。福祉に回すのである。貧困救済の資金は、これで十分おつりがくるだろう。岸田よ、少しはいいことをしないとどうなるか?

2024年5月26日記(茅野村の憲法仙人・日本記者クラブ会員・やくざ暴力団追放国民会議)

 

官房機密費は真っ黒容認の岸田内閣!

(毎日)政府は24日、官房長官の判断で領収書不要で支出できる「内閣官房報償費」(機密費)について、歴代の官房長官の支出状況を確認する考えはないとする答弁書を閣議決定した。立憲民主党の中谷一馬衆院議員の質問主意書に答えた。

輝け!護憲リベラルの宮澤喜一記念館!

(朝日)保守の立場から護憲を訴えた政治家の宮沢喜一・元首相(1919~2007)の業績を紹介する宮沢喜一記念館が25日、宮沢氏の地元、広島県福山市にオープンした。市の資料館の一部を改装して整備した。大蔵省(現・財務省)の官僚から政界入りした宮沢氏の歩みを年表で紹介し、愛用した英語辞書や、日々の為替などを記録した手帳などの品々を展示している。

財閥は徴用工にカネを払え!

【ソウル共同】韓国の元徴用工訴訟の原告らと日韓の支援者による集会が25日、ソウルで開かれた。機械メーカー「不二越」を訴えた訴訟で1月に韓国最高裁で勝訴が確定した元朝鮮女子勤労挺身隊員の金正珠さん(92)は「少しでも補償してほしい」と述べた。金さんは13歳の時、朝鮮女子勤労挺身隊として不二越の富山の軍需工場に動員されたという。日本側が賠償に応じない中、不二越の資産を差し押さえて売却し、賠償金代わりにしたいと訴えた。広島で被爆した三菱重工業の徴用工を支援してきた市場淳子さん(68)は「どうすれば会社が被害者に賠償金を払い、謝罪するか分からないが、なんとか解決させたい」と語った。