本澤二郎の「日本の風景」(5164)

勇気ある人々=反省謝罪のない文化の裁判所暴力を提訴>

日本国憲法は世界に冠たる平和憲法だと、鈴木善幸首相(当時)の国会答弁として記憶している。司法立法行政の三権は、主権の存する日本国民に奉仕することを使命としている。現実の司法の分野では、反省謝罪の全くない裁判所判事の暴力的訴訟指揮が繰り広げられてきている事実が、遂に、埼玉県の法廷傍聴人の元教師によって暴かれた。その資料が市民運動家から筆者のメールに届いた。

 

権力の暴走に対して、憲法を武器に国民が立ち上がる時代か。その先頭に埼玉県と千葉県の勇気ある市民が立ち上がった。明日の5月15日に埼玉地裁に提訴する書面を以下に掲載し、全国民の賛同と支援を呼びかけたい。

三権の暴力など論外である。弱者・貧者の立場から民主主義平和憲法を追求する闘いを、改めて宣言したい。憲法を支持し、擁護する市民の闘いは必ず勝つ!

 

以下に石垣敏夫さん暴行事件の提訴書面を掲載する。 

 

第1回さいたま地裁での合議日が入りました。(一部再送です)東京高裁における「表現の自由弾圧と暴力行為の放置」安保法制違憲訴訟「山梨」(東京高裁・松本利幸裁判長):表現の自由弾圧と、一般傍聴者に対する職員の暴力加害経過

 

1. 2024年1月11日に行われた安保法制違憲訴訟・山梨控訴審判決日、東京高裁101号法廷で、原告団14名が「主権者国民は棄却を認めない」という文言が印刷されたTシャツを着用し着席した。松本利幸裁判長が入廷後、これを見て、原告に対し「そのTシャツを脱ぐか、隠すかにせよ」という発言を繰り返した。原告らは「裁判長の見解は憲法第21条の『表現の自由は、これを保障する』に抵触している」と裁判長に法廷指示の「法的根拠」を示すように求めた。この原告の要求に対し裁判長は応えず、原告14名に対し、退廷命令をくだした。 

2. その後すぐ裁判所職員20名が入室し、暴力的(ごぼう抜き)に退廷を強行させた(原告の女性一人が倒れ、救急車を呼ぶ)。その時一般傍聴人の一人として居合わせた石垣敏夫は背広を着たままで、暴力的な裁判所職員の行為に驚き「暴力をやめよ」と諫めたところ「お前も妨害者だ」と言われ、職員数名が石垣の襟をつかみ暴力的に法廷外に排除した(裁判長は傍聴者の退廷命令をしていなかったのもかかわらず)。その時本人は右肋骨を痛め、帰宅後の翌日から更に強い痛みを覚え、近所の医院で受診し「全治3週間の打撲」と診断された。

              

裁判長の過失1、 2024年1月11日 原告の「表現の自由に対する弾圧」(被害:山梨・原告団)、傍聴者への「暴力行為(加害者:裁判所職員)」(被害者:埼玉・石垣) 

2、 被害者石垣と同行者1名は2月6日、高裁14民事部東田純子書記官に申し入れる。東田氏は裁所職員の加害者を捜そうとせず、事実を認めようともしないで「国賠訴訟・刑事訴訟をすれば良いでしょう」と述べ、被害者・同行者の退室を命じた。 

3、 同日午後:丸の内警察署に被害届を提出するが、翌日警察署は、(裁判所の見解をそのまま述べ)「被害届を受理しない、加害者を捜さない」と回答。 

4、 2月21日石垣と同行者含め5名で2回目の話し合いを申し入れるが、東田書記官らは前回と同様「回答を拒否したうえ、退去命令を出し、警察官を呼ぶ」。その後丸の内警察署にも再度見解を求め立ち寄るが、回答は前回と同じ見解であった。この件は警視庁に抗議要請をする予定。 

5、 3月5日、同東田書記官に3度目の確認、東田氏は「これまで述べた通りであり、それ以上でも以下でもない」と回答。 

6、 4月19日、同東田氏に石垣他2名で面会を求めたところ、東田氏は転勤され、新任の篠田敦氏が対応「裁判所として、加害者の犯した費用の弁済はできない」と述べた。 大宮簡易裁判所に提訴4月3日  同裁判所・二見勇二裁判官より、「4月5日、本件は難易等を勘案の上、民事訴訟法18条を適用、本件をさいたま地方裁判所に移送する」と原告石垣に郵送回答があった。4月12日:さいたま地裁に郵送を確認(簡易裁判所担当栗木氏より)。第1回地裁合議  

5月31日 午前10時 地裁101号室 担当書記官 鈴木弘和 準備書面事前提出やまなし原告団への強制退去(表現の自由弾圧事件):内容証明で抗議・回答無し高裁松本利幸裁判長の「原告Tシャツ、表現の自由に対する、退廷命令(暴力的排除)」に対して、裁判長は謝罪もせず無視、原告団は訴追委員会に提訴し、国会の訴追委員会にかけ、弾劾裁判を行う予定。 

2024年4月30日金野(山梨)記載・連絡先・石垣敏夫090-4373-0937(埼玉)

 

 「被害届ではなく告訴すべきだと思います。本件は特別公務員暴行陵辱罪にあたる可能性があるのではないかと思われます」との人権派弁護士からのアドバイスも届いている。

 

千葉県では5月17日に東洋一の産廃場事件の違法行為を追及する「新井行政訴訟」が行われる。注目の千葉県職員の証人尋問が実施され、多数の傍聴人が裁判所に押しかけるという。千葉地裁。13時半開廷。(袖ヶ浦市の関巌さんより)

 

埼玉の市民運動家・仲村さんから事前連絡

10日9人参加で無事に会の発足の運びになりました。先生には 顧問をお願いします。

遠方より大河原さんも出席し彼の豊富な知識を共有?

正式名称(石垣さんへの裁判所の暴力を許さない会) です。

北沢弁護士はバックアップ。2024年5月15日に石垣さんが裁判所に書類提出します。

裁判所を訴える?稀に見るこれからもあり得ない?

世間の耳目を背に帆に受けてイザ荒波へ

 

2024年5月14日記(茅野村の憲法仙人・日本記者クラブ会員・やくざ暴力団追放国民会議呼びかけ人)