本澤二郎の「日本の風景」(5111)

<やくざ系国対で43兆円超軍拡予算を強行する岸田・自公体制>

日本の新聞テレビは、まだ目を覚まそうとしていないのか。国民は房総半島の地だけではない。列島から怒りの政治不信が噴き出して、岸田の自公体制を揺さぶっている。防衛省の暴走に対して、沖縄の反軍市民が武器弾薬体制に怒りの声を上げている。

 

袖ヶ浦市や木更津市、君津市などから「やくざ系起用による43兆円超軍拡路線強硬策に対して、反撃の狼煙が上がってきている」という新しい潮流に人々の目覚めを感じる。やくざ暴力団追放国民会議結成の動きは、徐々に動き出してきている。

(このあとの安倍批判記事が瞬時に消えるが屈しない)

 

安倍の清和会政治は、結局のところ財閥1%のためのものであって、庶民大衆を犠牲にして成り立っていた。すべての指標は大きく落ちているが、それでも安倍路線に追随する岸田・自公体制に明日はない。目下のところは、森喜朗らの証人喚問の行方だが、野党国対と自民のやくざ系国対の綱引きに移っている。

それにしてもやくざ系を重用しなければならないところに、この政府の正体を主権者にあまねく暴露している、と人々に印象付けているだろう。

 

<入れ墨代議士の倅と運転手の衆参コンビにあくどさ露呈>

筆者は当初、入れ墨やくざと紹介したあと、面倒なので「やくざ」にした。すると「やくざではわからない。やくざ暴力団と書くべきだ」と人権派弁護士から苦言を突き付けられた。今の日本人にはわからないという指摘だ。

ことによると、社会部記者を十分に経験していないものは、やくざ暴力団について詳しくない。ほとんど政治部で仕事をしてきた筆者もその一人かもしれない。

いま改めて知識を集めているのだが、ただはっきりと断定できることは、入れ墨やくざ代議士の倅と運転手を国会対策の要の委員長に起用した岸田は恥知らずだ。麻生太郎の指図だったのか?

案の定、裏金事件発覚でも予算国会は止まらなかった。自公国対の指示に従って野党も動き、来年度の危険すぎる大借金予算案は、自然成立することになった。

 

与野党国対の危うさを感じることができるが、誰も指摘しないが、袖ヶ浦市の元宏池会秘書の目を狂わせることは出来なかった。国対のプロから首相になった人物は、経世会の竹下登。山梨の東京農大柔道部OBの金丸信との共闘の成果だ。

金丸の資金がモノをいった。彼は土建族から防衛族になるや、驚愕した金塊の虜となった。防衛庁長官をした伊藤宗一郎の金庫番が「金丸はスコップでカネをすくっている」と驚いたものだ。

 

防衛・軍事利権は、他と比べると比較にならないほど大きい。検察の網をくぐれる御仁であれば、天下もとれる。政権が検事総長人事に特段の配慮をする理由である。特に岸の孫のそれは異常だった。その点でも、森喜朗の証人喚問は重要である。

 

<ハマコー重用は岸信介の児玉誉士夫・笹川良一人脈>

安倍の祖父・岸は、側近にやくざ暴力団と恐れられた児玉誉士夫と笹川良一を起用して、これらを悪しき60年安保改定のさい、学生の反対運動に対抗させた。

樺美智子さんが命を奪われた。池田行彦の親しい友人でもあった。その日、池田は東大の授業に出ていた。加藤紘一も国会デモの常連だった。護憲リベラルの宏池会の誇りは、なんといっても「うちには右翼やくざ暴力団はいない」だった。前尾繁三郎の秘書になった安田正治(京都新聞OB)の自慢だった。

 

岸は、田中・大平連合の日中国交正常化など一連の友好外交政策に対抗して、やくざ代議士を青嵐会に誘いこんだ。福田赳夫は、石原慎太郎を閣僚に起用したが、やくざ代議士など全く相手にしなかった。その倅を重用したのが安倍晋三と岸田文雄だった。

自公政治の著しい劣化が見て取れるだろう。

 

<安倍・清和会では軍事に関与したハマコーの倅>

もっとも危険な軍用機・オスプレイを木更津市に持ち込んだ人物は、浜田靖一と言われている。同市長がやくざ系の第一人者のためだ。民度の低い房総半島に欠陥軍用機を持ち込んだ浜田は、それゆえに防衛官僚に好かれているらしい。

安倍・菅・岸田の元では、やくざ系議員大歓迎といえる。悲しい情けない自民党であろうか。政権交代が不可欠であることを内外に発信している!

 

<房総半島から防弾チョッキの樋高剛が名乗り、御園豊が支援>

やくざ暴力団が支援する民度が低すぎる土壌でも、トンビは舞う。天敵が誕生する。野党が結束して挑戦すれば、勝因は生まれるだろう。

防弾チョッキ候補として名乗りを上げた、正義と勇気の塊のような人物は、環境派の樋高剛。毎朝内房線などの駅頭で朝立ちに懸命である。選挙区内には、彼のポスターが順次、貼られている。旧水田派や同池田派、同森美秀派、同千葉三郎派、中村正三郎派の人脈が集結している。

公明党創価学会の浜田支援は弱体化している。「木更津レイプ殺人事件」の被害者は、党や学会の指示にもかかわらず、浜田に投票しなかったという。やくざ暴力団に服従してきた市議も老齢化して動きは鈍い。新しい潮流が房総半島から沖縄へと流れ込んでいる。

2024年3月21日記(反骨ジャーナリスト)

 

怒りだした沖縄県民に支援の輪広がる!

沖縄県うるま市のゴルフ場跡地に陸上自衛隊の訓練場を建設する防衛省の計画に反対する集会が20日、同市の市民会館で開かれた。県議や市議、自治会関係者らの主催で、主催者発表で約1200人が参加。「住民の視点を完全に欠落させた、ずさんな計画だ」として木原稔防衛相に計画断念を求める決議を採択した

友人からのメール(以前聞いた話

次の首相候補に急浮上した 上川陽子は、危険な女である。.docx(598.8KB)

詐欺投資話要注意!