本澤二郎の「日本の風景」(5096)

<参院予算委=軍配は能登半島地震の真相を暴いた山本太郎>

昨日の昼前に散歩を兼ねて郵便局へ出かけた。悲願の確定申告書類を税務署に投かんしたのだが、税理士ではないので80点か90点か。昨年はそれでも還付金が出た。還付金目的の申告が、妻が生存中から続いてきた。原因は、中曽根・ナベツネに糧道を断たれた結果だが、それでも少額年金で生きている自分を誉めたい。

 

午後から冷たい小雨、やむなくナベツネを学んだのか野党から与党に転じた公明党、新任の共産党の女性党首そして山本太郎の参院予算委の質疑をラジオで聞いた。早口すぎて聞いていてもついていけない山本の今回の追及に注目したのだが、軍配は見事山本に上がった。北陸や東北、熊本の災害被害者は、山本太郎票になったかもしれない。能登半島地震対策の内閣・自衛隊の、お粗末で甘い対応を、思う存分国民に知らせてくれた。テレビラジオで見たり聞いたりしていた市民は、ほぼ間違いなく次回選挙から太郎票であろう。

 

<首相も自衛隊も失格>

世界的な大災害に対して、その国の指導者は真っ先に現地を視察し、それを災害救助の柱に据える。その事実を当局の責任者に語らせる。国際的な事実に照らして、岸田文雄はどうだったか。数字は忘れたが、岸田は官邸に潜ってばかりいて行動しなかった。

こうした対応は、安倍晋三の時でも何度も国民は気付かされてきた。確か広島の大洪水の時など安倍は、官邸から一歩も動かなかった。思うに民主主義というよりも、戦前の天皇制国家主義の輩は、災害に対して無頓着である。安倍だけでなく岸田もそうだった。

彼らの頭脳は、国民が被害に遭っている災害よりも、ありえない「有事」に目を向けているのであろう。

したがって本来は、戦争ではなく災害救助隊としている自衛隊が、今回もちまちました災害支援に怒り狂うことになる。防衛省の狂いは、アッと驚くブルーインパルスを飛ばしての大気汚染だ。自衛隊の現地入り時期と食事の提供がわずかだったことを、当局による実績公表によって、災害救助のいい加減さを、あまねく日本国民に知らせてくれた。石川県の政治は、安倍・清和会の本拠地の一つで知られるが、彼らは東京五輪利権に狂奔していた森喜朗や馳浩だ。お粗末さも理解できるだろう。

石川県民は改めて「政治は人次第」という事実をかみしめているだろう。日本国民は安倍・清和会を解体する必要を、さらに感じているはずだ。

 

東北復興もそうである。広瀬めぐみを週刊誌報道で初めて知ったが、56歳の彼女が赤いベンツを乗り回し、カナダ人男性と不倫を重ねていた、しかも弁護士資格もあるという。それでも議員もやめない、自民党も除名しない。どういうことだろうか?それにしてもベンツ購入とは、スズキの傷だらけの車に乗っているものからすると、恐ろしいほど贅沢である。支援者が買い与えたものか、それとも政党助成金を活用したのか?不倫費用を暴く必要があろう。

 

<共産党女性質問は?辻元レベルには>

共産党質問は、残念ながら辻元清美レベルには程遠い。首相とは対等のはずだが、一歩ひいたような質問が気になった。なお、立憲民主党は辻本を党首にすれば、党勢を拡大させることができるはずだが。泉では道遠し、であろう。

 

名前をまだ記憶していないのだが、裏金追及もあと一歩、しかし力量不足か経験不足なのか。そして何よりも問題な点は、非戦の9条違反である43兆円を真っ向から追及しなかった。今まさに「戦争準備」の43兆円について、審議拒否を覚悟しての強力な一発がなかった。野党には過去、爆弾男が存在した。なぜ爆弾女として登場できなかったのか。

昨今の低調な共産党を裏付けてしまったものか。辻本とペアを組めば面白いのだが。

 

<公明党は武器輸出追及にへっぴり腰>

野党時代の公明党が懐かしい。平和と福祉が消えて霞が覆ってしまった公明党創価学会に魅力を感じない。筆者に限っていうと「木更津レイプ殺人事件」の真相究明に徹底して蓋をかけている公明党創価学会を容認することができない。

この事件は戦争遺児の栄養士を公明党創価学会のやくざ暴力団の浜名(富津市生まれ)が犯人である。「木更津レイプ殺人事件」だ。アクセスすれば、沢山記事にしてある。浜名は妻と介護施設「かけはし」を経営している。やくざの介護施設経営には裏がある。

警察庁・千葉県警が捜査すれば、1日で解決する事件だ。TBS強姦魔の伊藤詩織さん事件どころではない。被害者は戦争遺児の非業の死だ。一人ぐらい善良な学会員がいないものか。

 

自衛隊参戦法を安倍とともに強行した公明党創価学会に、もはや信頼も希望もない。次期戦闘機など人殺し兵器を輸出して暴利を手にしようとする財閥の傀儡政権・岸田内閣の憲法違反行為に対して、ただ「説明責任」とやんわり指摘するだけだった。

それにしても、43兆円の世界3位の「戦争国家」誕生目前を、憲法の名において阻止できない日本国民だとすると、原発銀座にミサイル一発でこの国はお陀仏へと突き進むしか能がない?

2024年3月6日記(平和軍縮派ジャーナリスト)

 

民衆の喫緊の課題 声をあげて民主主義確立に立ち上がれ!

やくざ暴力団追放宣言の勝浦市に続き、水源地死守の袖ヶ浦市・君津市から「核汚染ごみ」を排除せよ!人間なら小異を捨てて大同につけ!