本澤二郎の「日本の風景」(5758)
<アジアの孤児になった日本=極右・高市の愚策外交>
まさかの高市早苗内閣に衝撃を受けていたら、なんと就任2か月後に世界最大の消費市場が空中に舞い上がり、あわてて経済界が怒り始めた。典型的な内憂外患だ。空前絶後の借金を抱え、それでも紙を印刷して超大型の大軍拡予算を強行して「強い経済」を生み出すという、根拠のない頓珍漢な「口八丁」発言を、わが日本国首相は繰り返している。
トランプの声を聴きたいと秘書官を動員して実現したものの、肝心のベネズエラ危機について一言の挨拶もなかったことが明らかになった。トランプの高市べた褒め印象発言は、リップサービスに過ぎなかった。
それにつけても2か月後に「アジアの孤児」に転落してしまい、打つ手なしだ。こんなガラクタ内閣は、戦後初めての例である。
<言論の自由のないため救われている極右内閣>
もしもナベツネのような世紀の悪党が存在しなければ、今のような鎖に閉じ込められたような不自由な言論は存在しなかった。まっとうな権力監視の言論が存在したら、皇国史観を振り回して安倍晋三に目をつけられた極右のおばちゃんが、政権に就くことなどありえなかった。
言論統制のような今が、厚化粧でやたら白い歯を見せながら、一見楽し気なふるまうばかりの姿をテレビカメラに映し出すおばちゃんの支持率は高くはなかった。
1か月内閣レベルに違いない。
政権監視の新聞テレビが存在すれば、すでに永田町から排除されていた。健全な官僚の霞が関が存在すれば、内部からつぶされていたであろう。宇都宮徳馬は「政権を監視しない言論は言論ではない」と断じていたが、いまの日本がそうである。
<罪深いナベツネ(渡辺恒雄)の言論統制>
繰り返し読売グループから日本記者クラブまで影響力を行使してきた渡辺恒雄は、罪深い言論人だったと断罪したい。NHKまでが彼の偽りの自慢話を一冊の本に仕上げたことからも、彼の悪どい言論統制は許容できないのだが、そんなごろつきに支配され、本格的な抵抗が出来なかった自らも非難されねばならない。
友人の日本テレビの元政治部長も、事情を知るごく一部しか筆者に明かしてくれなかった。すでに現役を引退しているというのに、それでも公然と批判できなかった。
ゴミ売り新聞は、それでも歯科医師会・日本医師会・ホテルなどに積まれていた。彼の政治力は正力松太郎を超えていた。
以前、彼の仲間の笹川良一の正体を暴く本を、東大教授が書いたものだから、大金をはたいて買って読んでみたが、なんのことはない。笹川の礼賛本だった。児玉誉士夫もそうだ。極右暴力団にひれ伏した日本の言論界は、あまりにも無様すぎる。
この機会にナベツネの本当の事実を書く、真のジャーナリストが一人ぐらいいてもいいはずだが、その様子を聞かない。
<外電は「アジアの孤児」という真実を報道している!>
例えば隣国の大統領を国賓として迎えた高市の大敵・中国政府、両者の蜜月ぶりを、日本の新聞テレビは真正面から報道しない。しかし、外電は違う。
「2026年は韓国の独立運動家・金九(キム・グ)の生誕150周年であり、また、上海で大韓民国臨時政府旧跡の建物が建設されてから100年にあたる。この場所で中国と共に「抗日」の歴史の記憶をたどるという李大統領の選択は、日本に「歴史問題は終わっていない」という明確なシグナルを送ることになる」と直球記事を書いている。
あるいは「李大統領は同日、上海市内で陳吉寧・上海市党委員会書記と夕食を共にした際、「上海は私たちが国権を奪われていた時期、先代たちが解放と独立のために戦った本拠地だけに、格別な意味がある地域だ」「国家主権を守るために激しく共に戦ったという歴史的記録はきちんと管理されて残っており、今日の私たちだけでなく、次の世代にとっても良い教訓になるだろう」と述べた。李大統領は翌7日に上海の大韓民国臨時政府庁舎を訪問する予定だ」と。ついでに付け加えると、
新華社などによると、中国商務省は6日、「日本の軍事ユーザーと軍事用途、及び日本の軍事力向上に寄与するその他の最終ユーザー・用途に対するすべての軍民両用物資の輸出を禁止する」と発表したという。中国は高市総理の台湾発言以降、中国人の日本旅行自粛、日本歌手の中国公演中止などの報復措置を講じたが、輸出禁止のような本格的な経済報復は初めてだ。
また、中国商務省は「最近の日本の指導者らによる台湾に関する誤った発言、すなわち台湾海峡への軍事介入の可能性を示唆した発言は、中国の内政に対する深刻な干渉であり、『一つの中国原則』に対する重大な違反であり、その性質と影響の面で極めて悪質な行為だ」と声を強めた。
<「おばちゃん首相誕生は統一教会の悲願」と韓国検察は暴いた!>
岸信介ら戦争犯罪政権の面々が統一教会の生みの親だと判明したことは、山上君の実績である。その線上に森や小泉、安倍が轡を並べた。
さらにおばちゃんを自民党総裁にすることが「統一教会の悲願」という事実を、韓国検察は暴いた。もうそれだけで韓国政府は、日本政府を信用しない。政教分離に向けて必死だ。自公など政教一致党には衝撃的である。
長島という右翼的な大軍拡の政治屋も、統一教会の会員だったことも暴いた。
韓国検察が入手公開した記事を文春だけが報じた。
以下の報道に注目したい。
配信中の「 週刊文春 電子版 」並びに1月8日(木)発売の「週刊文春」では、高市早苗氏について「(高市氏が)総裁になることが天の最大の願い」だと記されていたこと、参院選直前に安倍晋三氏と萩生田光一氏が選挙応援を頼んでいたこと、安倍氏と萩生田氏が面談時にエルメスのネクタイを教団幹部から貰っていたとの記述があったことなどを、詳しく報じている。
<統一教会勝共連合に手玉に取られた清和会政権=哀れ日本政治>
なんのことはない。韓国の極右カルト教団に操られている永田町だった。
こんなおかしなことが21世紀の日本で、現実に起きてきていた。全く気付かなかなかった凡人ジャーナリストは、ひたすらうめくばかりだ。高市・カルト統一教会政権をいつまで引きずる日本人だろうか。
高市の嘘の言動にいつまで騙される日本人だろうか。
日本に宇都宮のような愛国者はいないのか!
2026年1月8日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)