39冊目
イラッとくる人 不機嫌な人間関係を変える心理学
著 渋谷昌三
たまにモンスターという言葉を耳にしますが、この本はそんな常識からはずれた「イラッとくる人」との接し方が書かれた本です。
一つのケースにつき、『イラッとくる人の行動』 『イラッとくる人の心理』 『対処法』 たまに、『イラッとくる人のメリット』 という流れです。6章で52ケース。
最初は「いるな~こんな人」とうなずきながら読んでました。最初は。読んでるうちにだんだん「俺当てはまるかも・・・」と不安になってきました・・・。52ケースの中で一つや二つ当てはまるものがきっとあると思います。自らを省みると自分自身の「イラッとくる人」な部分を気づかせてくれるかもしれません。
「考え方が違う相手を頭から否定しない」
私たちがイラッとくるのは自分の勝手な常識や理想を相手に押し付けているだけなのかもしれません。著者の方の批判するよりも相手を理解しようとする姿勢が印象的でした。
<イラッとくる人 不機嫌な人間関係を変える心理学 より>
・心理学的には、イライラさせられる相手というのは、じつは好意を感じている人だということができるのです。
「イラッ」とくるのは、好意を持っている人に期待どおりになってほしい、でもなってくれない、という苛立ちの表れなのです。
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