37冊目


さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

あなたの5つの強みを見出し、活かす


著 マーカス・バッキンガム & ドナルド・O・クリフトン

訳 田中俊樹


 「ストレングス・ファインダー」という手法を使い強みになりうる最もすぐれた潜在能力の源泉を見つける。そして、強みを活かすにはどうすればよいか、ということが書かれた本。


 ストレングス・ファインダーとは資質ということに焦点を絞り、資質を34に分類し、あなたの中で優位を占める5つの資質を発見することを目的としたもの。

 
 弱点を直すことよりも、強みを伸ばした方が効率がいいという内容。これは納得です。伸びやすい強みを鍛えたほうが伸びにくいものを鍛えるよりもいいのは、なんとなくイメージできました。


 早速、web上でテストを受けて自分の資質上位5位までを知り、資質の説明、各資質を持つ人の接し方を読んでみました。すごく面白かったです。「あいつはあの資質がたかいだろうな~」とか考えて、自然に人の長所を注目することができるいい考えかただと思います。


 私自身は、「自分が何に向いているか知りたい」と思いこの本を手に取りました。実際、私にはこうした悩みに十分参考になりました。就活前の自己分析にもオススメな内容です。


 

 

<さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

            あなたの5つの強みを見出し、活かす より>


・才能とは「繰り返し現れる思考、感情および行動パターンであり、何かを生み出す力を持つ資質」である。愛嬌があるのも才能なら、根気強いのも、責任感が強いのも、どれもみな才能である。

・自らの資質をはっきりと自覚すれば、他人の資質を認めるゆとりも生まれてくる。自らの複雑な資質の仕組みを把握すれば、他の人の資質もその価値も認めることができるようになる。これは詭弁ではない。むしろ自らの資質の価値がわからなければ、ほかの人の資質などわかるはずがないということだ。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす/マーカス バッキンガム
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