29冊目


Gの法則 感謝できる人は幸せになれる

著 ロバートA.エモンズ 訳 片山奈緒美


 感謝の効果について書かれた本。


 感謝についてスピリチュアル的なことも交え、実験による科学的な事柄で書かれています。感謝の解説、肯定的感情を増やし精神を安定、ストレスを軽減するなどの効果、感謝の心を育てることなどについて。


 自分は感謝をしているかどうか考えさせられました。アメリカの話題中心で少し違和感も感じましたが納得する内容です。確かに不満ばかり言っている人が幸せなわけもないですよね。


 また忘恩をすごく悪いものとして書いてありました。けちょんけちょんに。感謝すべき出来事・・・ 結構忘れているだろうなあ・・・


 ホントに感謝を訓練しないといけないレベルなんだと痛感しました。自分を振り返ることにもなる本でした。



<Gの法則 感謝できる人は幸せになれる より>


・感謝は口に苦い良薬であり、私たちを謙虚にし、自己と向き合わせます。そのため、私たちは毎年、前立腺検査に行くのをついなまけてしまうように、感謝を避けてしまうのでしょう。しかし、苦くとも感謝は良薬で、しかも副作用はほとんどないのです。


・人間の心には、恩恵を受け取る傾向に反作用するような働きがあるからです。つまり忘れっぽいのです。


・研究者たちは、自分にとってプラスの情報が増えると、それに対する感謝がさらにプラスの経験を引き寄せる力を高めるとしています。感謝する人々は、生きていくなかでこれまでに受けた恩恵を思い出し、このような恵みに反応して感謝を味わう可能性が高いのです。

Gの法則―感謝できる人は幸せになれる/ロバート A.エモンズ
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