25冊目
「やる気を出せ!」は言ってはいけない 行動科学で見えてくるリーダーの新常識
著 石田淳 行動科学マネジメント研究所所長
「行動科学」によるリーダー論。
「部下が自ら喜んで仕事をする」という環境をつくりたいリーダーのための本。
「やる気を出せ!」と言うのではなく、「ここはこうする」と具体的な「やり方」、「方法」を教える。精神論ではなく、「行動科学」という科学的な手法で、部下が行動できる仕組みをつくる。
「続ける方法を知らないから続けられない。」リーダーだけでなく、自分自身の行動についても参考になります。途中で挫折するのは続ける方法を知らないからだ、というように根性でなく方法、仕組みで継続していく。
僕には、この本を実践できている人は理想的な上司に思えました。本当にすばらしいリーダーの姿です。
<「やる気を出せ!」は言ってはいけない
行動科学で見えてくるリーダーの新常識より>
・行動を正すには、望ましい行動を具体的に教えることである。
・「自己啓発」「成功法則」と呼ばれるジャンルの本でも、どれだけ「なるほど」と思える内容だとしても、どれだけ心に響く内容だとしても、それを自分の目的に沿った具体的な行動に落としこめるか、ということが、うまいくかどうかのポイントだ。
・まずはリーダーであるあなたが「人間の行動原理を知る」ということ、そしてそれに従った導き方をする、というのが、離職率を落とし、社員を変える、たったひとつの方法である。
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