副交感神経の働きって? | 自律神経失調症の症状について!

自律神経失調症の症状について!

こちらでは、自律神経失調症の症状や原因などを紹介しています。

あなたは交感神経と副交感神経という2つの神経から、自律神経が成り立っていると言う点もをご存知でしたか?人はこの2つの神経が上手く作用していることで、体のバランスを維持しているのです。


交感神経(闘争と逃赭の神経とも呼ねれていて、緊張していたり、ストレスを感じてると働きます)が働いている時が活発に活動している時で、副交感神経(睡眠中やリラックスしている時に活発に働き、体の修復などを行います)は主に食事を行っている時や睡眠をとりいる時間などの体がリラックスしている時に働きます。


昼間の時間に交感神経(昼間の活動中に働くことの多い自律神経系ですね)が働き、緊張やストレスを受けて体が疲れた分、夜に睡眠をとって体がリラックスしている時に副交感神経が働いて、体を修復しています。


気軽に説明しますと、睡眠中に副交感神経が日中ストレスなどでストレスを受けた体を元の元気な状態に戻す役割を果たしています。


副交感神経が正常に働いていると、血液やリンパ液の体内循環がスムーズに行われるので、栄養や酸素が全身にきちんと運ばれますし、老廃物などの不要な物を速やかに体外に排出できます。


ですので、副交感神経がしっかり働いてくれることで、体の疲れもしっかりと取れて、次の朝、目覚めた時に元気な体でいることができるのです。


交感神経と副交感神経は、バランスを保って個々に働いているのですが、交感神経が働き過ぎてしまうと、副交感神経の疲労回復機能がついていかなくなってしまいます。


その場合は、ストレスを溜めてしまう要因にもなり、自律神経失調症(不定愁訴があるものの、病名がはっきりしない場合を指します)になってしまうこともあります。


逆に、副交感神経が働き過ぎてしまった際には、アレルギー反応をおこしてしまったり、アトピー性皮膚炎(乳幼児型アトピー性皮膚炎、小児・学童型アトピー性皮膚炎、成人型アトピー性皮膚炎に分けられています)を発症するといわれています。


最悪の場合だと、うつ病などを患ってしまう可能性もありますから、バランスがとても大切なんですね。