今現在私はアメリカに住んでいます。
至る所でジョージフロイドさんに起こった悲劇に対してのデモが行われています。
暴動や略奪は言語道断。話にならん。
そこを除いて、
はじめ何故ここまで皆が声を上げているのか疑問でした。
正直、人種差別はこの国では到るところで起きている。
ただ、今回のジョージさんの事は映像を観た方ならわかると思いますが、明らかに警察官達は業務ではなく、殺人を犯している。
まるで子どもがターゲットにした虫が動かなくなるまで何度も踏みつけるかのような。
これが実態。
(まるで伝説の生き物とされてきたツチノコの撮影に成功し、存在を証明できたかのような心境といえばわかりやすいかな。
え?余計わかんない?)
そしてそれはこの国を大きく動揺させたのだと思います。
2020年という時代にまさかこんな事がまだ起こっているなんて思いもよらなかった!と。
当人達からしたら今更?散々訴えてきたじゃないか!という気持ちが湧く事も容易に想像できます。
Black Lives Matterを掲げてる人に対して「いやいや、みんなの命が同等に大事だろ。」と思われる方がいると思います。
それこそが差別じゃん。
と。
私もこちらに越してきたばかりの時はそう思いました。
ですが、同僚に「そうじゃないんだよ。Blackと呼ばれる人たちは、君が思っている“全ての命が大切”の中にカケラほども含まれていない扱いを受ける事があるんだよ。皆んな命が大切なのはわかっている。このBlack Lives Matterはそういう事なんだよ。」
と説明されて、ハッとしました。
日本語に訳す際も【黒人の命も大切】とした方がこの本質は伝わるのではないかなと個人的に思います。
この“も”に違和感を覚える感じが。
この国の闇は非常に深いです。
心の豊かさを持っている人とそうでない人の差が激しいです。
“幸せな人は意地悪しない”
私がデモに参加する事なんてないし、人種差別者を相手にする事もないです。
私の心には家族からもらった愛で毛がびっしり生えています。
結構な事されても『かわいそうな人。』で終わってしまっていたのです。
でも、やめることにしました。
人種差別に限らず、自分に自信のないコンプレックスまみれの人間にちょっかい出されている人、口に出していかなきゃいけないのかもよ。
じゃないとこの警察官の様に勘違いしたままに間違いを起こす。
あなたの正義は他者には正義ではない場合がある。あなたのしている事は間違っている。
私にも出来る事。
私の仕事は教育関係です。学校からお給料をもらっています。
先日その勤める学校から保護者や教職員に向けて一斉メールが送られました。
この、ジョージフロイドさんの悲劇に背中を押され、今までハッキリと発言しませんでしたが、私達の学校はいかなる理由があろうと人種差別を許しません。
と理事長、委員長など連名で送られてきました。
という事で、
職場でいろいろ理由をつけてちゃんとお給料を払ってくれない経理担当者の事を上司に報告しました。
上司から早速返信がありそこには『声に出して教えてくれてありがとう。あとは任せて。』と頼もしい返信メールが。
小さな事ではあるけれど、私にとっては大きな出来事。
自分が人種差別を受けているというのを認める事になるわけですから。
この経理さん、上記のメールに連名の欄にしっかり署名してました。
それをみてわたしの中で何かが弾けたのです。
ふざけんな。
白々しい。
2020年だよ?
たくさんの人が亡くなり、今でも解決していない新型コロナによるパンデミックの最中。
未だに何やってんだよ!
そんな気持ちが心の中で怒りに変換されているのかなと感じます。
怒りは全てを通さなくなる鋼の盾の様。とりあえず、冷静になって欲しい。
青い炎は赤い炎より高温。
彼は戻らないけど、とんでもない種を人々の心に蒔いてくれました。
関連ニュースを目にした際、どうか思いやりの心を持って下さい。
変わるといいね。変わらなきゃね。
