ダンナ様の無精子症が発覚してから、早5ヶ月・・・
明日は3度目の精液検査です。
一度目は最初に通っていた不妊専門病院で、体外受精に使用するために採精したとき・・・
そうなんです・・・
私達夫婦は、事前に精液検査を受けずに体外受精に臨み、
採卵が終わった後に、精子がいないことが発覚したのです・・・
別に、病院が検査を勧めなかったわけではなく・・・
というか、むしろ事前に精液検査をするようには何度も言われていたんです。
ただ、ダンナ様が乗り気ぢゃないことや・・・
その時は自分に原因があるものだと思っていたので、後ろめたさから
あまりダンナ様に強要することもできず・・・
タバコも吸わない、お酒も飲まない、健康第一のダンナ様に限って、
精子に問題があるわけないと軽く考えていたんですね。
私の採卵が終わり(57個も元気な卵が採れたそうです・・・)
回復室で二人で待っていると、看護婦さんがやってきました。
『精子の状態が良くないので、もう一度採精させてください。』
と、プラスチックの容器を持ってきました。
その時でさえ、私はまだ心配してなかったのです・・・
昨日、徹夜してたからな・・・だから、早く寝ろって言ったのに!
と、一人ベッドの上で持参した漫画を読みながら思っていたのです。
そして、採精も終わり、更に待つこと1時間半・・・
やっと、止血の為に入れていたガーゼを外して貰うことになり
院長先生の居る診察室へ向かいました。
診察台に座って、待っていると院長先生の登場。
院長先生はガーゼを取り出しながら、ため息混じりで言いました。
『精子が一匹も見つからなかったよ。一匹もいない・・・』
この言葉が耳に入った瞬間、頭が真っ白・・・
自分に原因があるものばかり思っていたので、
女性不妊については、山ほど知識を詰め込んでいたのですが・・・
男性不妊・・・ましてや精子がいない無精子症のことなど、
すべて本の中でもスルーしていたので、何がなんだかさっぱり・・・
目の前が暗くなり、私の頭は機能停止状態・・・
やっと頂上が見えてきたのに、いきなりスタート地点より
はるかかなたに叩き落とされた感じ・・・
そんな感じでボーっとしていると、院長先生が切り出しました・・・
『どうする?ダンナさんも呼んで一緒に話す?』
この言葉で再度私の頭は機能再開・・・
と、言うよりフル活動・・・
まだ知らせぬべきか、現実を知らせるべきか・・・
ほんの10秒くらい、頭を働かせて出した答えは、
ダンナ様に院長先生の口から知らせてもらうこと・・・
今後のことも考えて、ダンナ様には現実を受け止めてもらうことにしました。
診察室に呼ばれて、院長先生から真実を聞いたダンナ様・・・
話を聞いている間は、終始無言で頷いているだけ・・・
そして、精算を済ませて、帰りの車に乗った瞬間・・・
『なんだよ・・・オレが原因なのか・・・』
と、一言・・・
この一言を聞いて、私がしっかりしなくちゃ!
私が強く支えてあげなくちゃ!と心に誓いました。
今、思えば、この最初の精液検査が無精子症との闘いの始まりだったんですね。
そして、2回目の精液検査は、TESEを行う前に鳥取の病院でやったもの。
この時もダンナ様は仕事の都合で徹夜で鳥取に来た為、体調不良。
『ちゃんと出た?』って聞いたら・・・
『少ない・・・だめだよ、あれじゃ・・・』と嘆いてました(笑)
そして、その精液検査もなんの検査結果も聞かずにTESEに入ったので、
多分、見つからなかったのでしょう・・・
と、言う事で・・・ちゃんと満足行く精液検査をまだ行っていないので、
ダメでもともと、精液検査をすることにしました。
でもね・・・
多分、居るわけないって思っていても・・・
心のどこかでワクワクしている・・・
一匹でも居ないかな?
動いてなくても、奇形でもいいから・・・・
一匹でもいないかな?
・・・・って
そしたら、ダンナ様がTESEであんな辛い思いをしなくてもいいかもしれない・・・
そんな風にワクワクしちゃっている自分が居ます。
でも、ダメでもともとって思っているから・・・
結果が思ったとおりでも大丈夫!
無精子症と出会い、私達夫婦は本当に強くなったと思います。
無精子症との出会いは、考え方を変えれば悪いことばかりじゃないと思います。
色々考えられた・・・
普通に妊娠してたら、きっと分かろうともしなかった気持ちに出会えた。
周りの人たちが皆、ただ幸せに夫婦生活を送っている人達ばかりではないことも知った。
そして何より・・・
ダンナ様とのキズナが深まった・・・
ダンナ様も子供に対して、真剣に考えるようになった・・・
うん!悪いことばかりじゃない!
と、言う事で・・・
前向きに明日の精液検査に臨みます!
検査結果は次の日になるそうなので・・・
また報告させていただきますね♪
皆さん頑張っています!