漫画家こうの史代さんの名作です。
初めて読んだ時、
「こんな柔らかな衝撃は感じた事がない」というくらいに
驚きつつ、しかし穏やかな芯の強いような気持ちになれたものです。
特に『夕凪の街』には
気がつけばそこにあるような優しさと、
もっと深く煮えるような熱量の何かが
並立していて、とても感動したのを覚えています。
原発事故が起きた今この作品について触れることが
センシティブに捉えられる向きもあるかもしれないですが、
それでも未読の方はぜひ読んでいただきたいのです。
「今だからこそ」の功もあると思います。
純粋に、この作品が本当に素晴らしくて、
紹介できる事すら誇りに思える、そんな作品だからです。